【2022.8月 月刊 健友館】
アリサンから代替肉の缶詰が新発売された。
代替肉と言うよりツナなので代替魚。
パッケージもとても良く、いかにも美味しそう。
OMNIミートを食べた時は美味しくて、その印象もあるのでとても期待してしまう。
マグロやカツオ系の魚を釣ったときは自分でオイル煮してツナ缶を作る。
身をほぐしてパンの上にドカッと乗せて焼いて食べると、なんと旨い事。
そしてツナ缶と言えば、この時期限定の好きな食べ方がソーメン。
料理?難しいことは何もない。
素麺をただ湯がくだけ。
つゆにツナ缶を入れながら食べるのがとっても美味しい。
あっさりしただけのつゆは飽きてしまう。
そこでツナ缶を開けてそのつゆに適当に入れて食べるのだ。
ツナ缶のコクが出てこれがなんとも旨い。
1食で1缶全部食べきってしまうくらい良い出汁が出る。
たっぷりの湯に素麺をぶち込み湯がく事2分。
ザルにあげ、水を流しながら熱を取る。
金笛のだしの素、水、そして楽しみのOMNIツナを用意し、まずはつゆだけで食べる。
「うん、おいしい。」
OMNIツナの少し硬めの蓋を開けると「なにこれ?大豆臭い。」
見た目はツナっぽさを演出している。
まあいいやと少しつゆに入れてみるとなんか違う。
そうめんと一緒に食べてみるとやはり大豆臭い。
魚っぽい繊維も全く無し。
コクはほんのり出ているが出汁は全然ダメ。
「これでよくツナと言えるわ。」
ただ単に大豆ミートのミンチタイプの缶詰として素直に販売すればこんな辛口なコメントにならずに済んだのに。
これをよくツナと言ったもんだ。
期待も大きかったし、魚はかなり詳しい方だから、相手が悪かったかもしれないけど。
ソーメンはかなりツナの味が前面に出るんで、次の日はトースト。
デミグラスソースがあったのでパンに塗り、OMNIツナをパラパラ乗せてトースターで5分。
焼きあがったパンの上にレタスを小さくちぎってパラパラと。
デミグラスソースで美味しかったけど、OMNIツナの食感は全然なし。
やっぱりこれはツナではございません。
大豆ミートのミンチタイプの缶詰です。