「ホント美味しいから何も言わずに先に食べてください。」そう言われて食べてみた。
ピーナッツなんで美味しいに決まっている。
でもこのピーナッツはなんか違う。
語彙力のない店長には表現しにくいが、香りがあり、深みがあり甘い。
食べてすぐにはこの旨さがわからないが、後から来る癖になる旨さがある。
これはアリサンが販売しているアルゼンチンの有機認証を取得したピーナッツで有機のピーナッツはこんなにも旨いものなんだと味音痴な店長でも好きになってしまった。
見た目はよく目にする一般のピーナッツと比べて少し小ぶり。
色はほんの少し茶色が強いかな。
有機のピーナッツがこんな感じなのかアルゼンチン産だからこんなんなのかはわからないが見た目から旨そうな容姿だ。
有機認定のピーナッツは本当に少ない。
それでいてこの価格は一般のピーナッツにちょっと毛が生えたぐらい。
一般のピーナッツとこれが並んでいたら迷わずこちらを選ぶ。
味を知ったらなおさらだ。
ピーナッツはお酒のアテやおやつと考えてしまうが、ローフードなんかは、かなりの量を料理として使う。
昔からの迷信でか、食べ過ぎると鼻血が出る、ニキビができる、などいわれていたが最近では「血管を健康にして死亡率を飛躍的に下げる食材」とアメリカのハーバード大学が12万人を30年間かけ調査した。
「ダイエットに使える」「美容効果がある」「ガンや生活習慣病を予防する」などとても優秀な食品なのだ。ピーナッツの半分は脂肪だが、太りにくい植物性の油のオレイン酸・リノール酸。
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスが良く人間に必要な油がピーナッツオイルには多く含まれている。
約40gのピーナッツを朝食に摂るだけで午前の血糖値上昇を抑え、数時間後にピーナッツを含まない高炭水化物の昼食を摂った後の血糖維持効果も確認されている。
血糖値を下げるインスリンの分泌に重要なマグネシウムの供給源としてもピーナッツは優秀な食品。
レシチン、天然の抗酸化作用のビタミンEも多く、脳の神経細胞の働きを活発にし、若々しくする。
お酒のアテと先に書いたが、後付けかなんかは知らんがお酒と一緒にピーナッツを摂ると体にいいらしい。
たくさん含まれるナイアシン(ビタミンB3)は二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する。
体に良いことはもちろんだが、農薬や化学肥料を使わず栽培されたものが企業努力でたくさんの人の手が届く価格に抑えられていることはもっといい。
それでいて美味しいからこれは是非とも一度は買って味見してほしい。