日本ミツバチだけの純粋ハチミツ 600g 和歌山県すさみ町 非加熱

和歌山県のすさみ町の山の中で、木の切り株に穴を開け巣箱を設置。
1年かけて採蜜しております。
採蜜の花はおもに椎の花、栗の花、檜の花。
1つの場所に設置していますのですさみ町の独特の植物の花から蜂が好んで持ち帰る蜜です。
また、その巣箱にいる蜂は日本蜂のみで、古来より日本に生息する、野生のミツバチです。

とても貴重な蜂蜜で数量も限られています。

お客様のご友人が趣味として行っていたことですが、ご紹介を受けこのたび販売することになりました。

●採取したハチミツはただ単に濾過しただけとなります。
濾過方法は
ザルに2回通し、その後、木綿の布で2回通します。
商品名のとおりの加熱や混ぜ物など全くない日本ミツバチだけの純粋蜂蜜です。


【原材料】国産蜂蜜(和歌山県産、椎の花、栗の花、檜の花、その他)

【内容量】600g

※商品画像内の記載の賞味期限は写真撮影時のもので出荷の商品は賞味期限内のものをお送りします。

お客様から質問がありました。
「日本みつばちの蜂蜜の相場はもっとお高いのですが、この『日本ミツバチだけの純粋ハチミツ』は、純粋で、加糖や加熱がないものでしょうか?」
当店の取り扱っている『日本ミツバチだけの純粋ハチミツ』(以前の名前は純粋ハチミツ)は全く混ざりがない和歌山県のすさみ町の山の中の『日本みつばち』だけで採取した蜂蜜です。

いつも店舗にお越しいただいているお客様から
「友人が趣味として行っている。」
とご紹介いただいて取り扱いが出来ています。
日本みつばちの蜂蜜の相場を知らずに、そのご友人の方からいただいた金額から、正当な利益だけいただいて販売していましたが、『相場』があったのだ!とこの御質問で初めて知りました。

さて、この相場を調べてみると、本当に高いのです。
こんなに高い相場だったのだと初めて知りました。

「日本みつばちのハチミツ」は、なぜこんなにも値段が高いのか調べてみました。
結論からいうと、「希少だから」です。

現在、日本ではハチミツ消費量の約93%を輸入に頼っており、そのうち約80%が中国産でです。
国内産約7%のほとんどは西洋みつばちで生産されています。採蜜量が多く家畜化されていて飼育しやすいのが理由といわれています。(出典:2009年財務省通関統計、日蜂協調査より)
対して、日本みつばちのシェアは1%にも満たないというのが現状です。
振動、騒音など環境の変化によって飛散しやすく、1群あたりの生産量も低いとされており、「業」としては向かないのが主な理由のようです。

■セイヨウミツバチ
セイヨウミツバチはもともとヨーロッパからアフリカ、中近東にかけて分布していた種類を人類が養蜂に利用するために家畜化したものです。
日本には明治時代になって養蜂のため移入され、今では九州から北海道まで広く飼われています。
日本中で飼われているセイヨウミツバチは主にイタリアン種という品種で腹部が黄色い色をしているのが特徴です。

■ニホンミツバチ
ニホンミツバチはもともと日本列島に住んでいたミツバチです。
セイヨウミツバチが移入される前、江戸時代には紀州藩でニホンミツバチを使った養蜂がさかんに行われていたといいます。
ハチミツの採取量がセイヨウミツバチには及ばなかったこと、逃亡という性質があるなどのためその飼育はだんだん見られなくなり、近年は山間部で細々と続けられてきました。
山間部の過疎化と山の植林によって自然に生息するニホンミツバチの減少が見られ、種としての存続が懸念されたこともあります。
ニホンミツバチは、環境条件が悪化すると、今まで住んでいた場所を離れ新しい場所に住みかを替えること(逃亡)が知られています。
夏、巣が高温になる、貯蜜量が少なくなる、巣虫が発生する、スズメバチの襲撃を受ける、巣が破壊されるなどが逃亡の原因になります。

では、こんなにも高価なのになぜ「日本みつばちのハチミツ」が人気なのか?
日本みつばちは西洋みつばちとは異なる酵素を持っており、酵素の違いが味の違いをもたらします。
蜂が花の蜜を巣に持ち帰り、酵素を加え、旋風行動によって水分を飛ばし、
濃縮しながら熟成されたものがハチミツです。
単なる花の蜜を集めたものではないのです。
加えて花に対する嗜好性も異なるため、日本みつばちのハチミツは独特で
唯一無二、濃厚で豊かな味や香りが楽しめます。
さまざまな花の蜜をブレンドする日本みつばちのハチミツは、滋養分も非常
に高いといわれています。
独特の味と香りに加え、滋養分たっぷりのハチミツ。
しかも、前述のとおり、日本みつばちは、環境の変化で逃げやすく、生産量が少ない。

これが人気の原動力のようです。
当店はこんな貴重なハチミツにめぐり合えて本当に幸運です。

●採取したハチミツはただ単に濾過しただけとなります。
濾過方法は
ザルに2回通し、その後、木綿の布で2回通します。
商品名のとおりの加熱や混ぜ物など全くない日本ミツバチだけの純粋蜂蜜です。



【2017年8月月刊 健友館】

ホント久しぶりに入荷いたしました。
6年前にご紹介させていただきました日本ミツバチだけの純粋ハチミツは店長が毎週のように通っている和歌山県の日置川の隣町のすさみ町にあります。
3年ほど前に少し入荷しましたが、すぐに完売してしまい、
ようやく入荷しました。
今年は量も多く採れたみたいなのでしばらくは心配しなくても良さそうです。

日本ミツバチの特徴は主に山野の大木の洞などに棲む野生のミツバチで、
養蜂が本格的に行われるようになったのは江戸時代からです。
当時、はちみつは、伊勢、紀伊の熊野、尾張、土佐、その他諸国で産出され、
その発祥となっている紀伊の熊野が現在のすさみ町にあたります。

明治以前は、日本全国でこの蜂を庭先などに移植して、
日本古来の原始的な養蜂が営まれていました。
しかし、明治以降、大量に蜂蜜が生産できる西洋ミツバチ(改良種)が
合理的な飼育法とあいまって欧米より輸入、全国的に普及したこともあり、
もともと神経質で巣を放棄しやすい日本ミツバチは、次第に養蜂家から見放されていったのです。
ニホンミツバチは、環境条件が悪化すると、
今まで住んでいた場所を離れ新しい場所に住みかを替えること(逃亡)が知られています。
夏、巣が高温になる、貯蜜量が少なくなる、巣虫が発生する、
スズメバチの襲撃を受ける、巣が破壊されるなどが逃亡の原因になります。

趣味として日本ミツバチの蜂蜜は採蜜されるのですが、
生活をかけられるほどいい条件のミツバチではなかったのです。
なので、日本国内に出回っている日本ミツバチだけの蜂蜜も本当にわずかで希少性がかなりあるのです。

遠心分離法で蜜だけを集める西洋ミツバチと違い、
日本ミツバチの蜂蜜生産法は巣がもろいため、
巣ごと掻き出して中にある蜂蜜・ローヤルゼリー・花粉・蜂の子・蜜ろうもろとも生で粗目のアミを通しただけのものです。
なので生きた酵素だらけで、栄養が豊富。

日本みつばちは西洋みつばちとは異なる酵素を持っており、
酵素の違いが味の違いをもたらします。
蜂が花の蜜を巣に持ち帰り、酵素を加え、旋風行動によって水分を飛ばし濃縮しながら熟成されたものが日本ミツバチの蜂蜜です。
単なる花の蜜を集めたものではないのです。

加えて花に対する嗜好性も異なるため、日本ミツバチの蜂蜜は独特で
唯一無二、濃厚で豊かな味や香りが楽しめます。
古来より「通」の人々の民間薬・滋養食として重宝してきた歴史があります。

食べることでも体にとてもいいのですが、肌に直接つけるのも大変良いようです。
駒川商店街にお店を構えている時で随分前の話になるのですが、
当時のスタッフで美に目覚めている女性がいました。

彼女が電車で通勤中、目の前に座っているご高齢の女性がいたのですが、
あまりにも肌が綺麗で、思わず何をしてお肌を手入れしているのか聞いたそうです。
そのご高齢の女性は「蜂蜜パックをしている」
と興奮気味に私に話をしていた事をいまだに思い出されます。