■圧搾一番搾りのごま油です。焙煎方法を熱風焙煎と遠赤外線焙煎の2種類組み合わせることで、深い香りと香ばしい特長があります。
■ごまの香ばしい香りが食欲を刺激し、濃厚なごま本来の旨みが生きています。
■調理は中華料理・韓国料理に適しています。
■麻婆豆腐やチャーハン、野菜炒め等の香り付けや焼肉のタレ等にお使いいただけます。
*沈殿物はごまの成分です。そのままお召し上がり下さい。
【内容量】165g
【原材料】食用ごま油(国内製造)
※商品画像内の記載の賞味期限は写真撮影時のもので出荷の商品は賞味期限内のものをお送りします。
【2023年9月 月刊 健友館】
正食でも欠かせない基本の油正食の基本の油としても欠かせない「ごま油」。
少しの塩と少しの油で野菜のうまみを引き出す「蒸し煮」や食養料理の代表「ひじきれんこん」には、色濃く香りの強いごま油を使います。
洋風料理やお菓子には、ほぼ透明で香りがない生搾りのごま油を使います。
前者にはムソーの「圧搾一番しぼり胡麻油」、後者には「煎らずに搾った胡麻油」をおすすめしています。
2種類のごま油の特徴と、それぞれお勧めの使い方を、改めてご紹介しましょう。
その前に少し復習を。
伝統的な圧搾法で、搾り出す植物油の搾油法には、圧搾法、抽出法、圧抽法の3つがあります。
圧搾法は、原料に物理的に圧力をかけて油をしぼり取る昔ながらの方法です。
抽出法は、ノルマルヘキサン(石油溶剤)に原料を入れて溶かして油を抽出し、その後溶剤を化学処理で取り除きます。
圧抽法は、圧搾法で採油した一番搾りと、搾り粕から溶剤で抽出した二番搾りを混合します。
ムソーのごま油は2種類とも、ごまへの圧力だけで油を搾り出す伝統的な圧搾法です。
「煎って搾る」か「蒸して搾る」か原料ごま種子の産地はナイジェリア、タンザニア、ブルキナファソなど主にアフリカの国々です。
船で運ばれ残留農薬検査を経て、日本国内の専門工場へ。
厳重に選別して砂など取り除き、ここから製造工程が分かれます。
「圧搾一番しぼり胡麻油」は原料ごまを回転釜で熱風焙煎し、香ばしい香りと色を引き出します。
機械式ですが、ムラが出ないように微調整しながら煎り上げる職人仕事です。
香ばしく焙煎したごまに圧力をかけて油を搾り、ろ過・静置を3回繰り返して余計な雑味を取り除き、完成です。
「煎らずに搾った胡麻油」は原料ごまを焙煎せず、蒸して圧搾します。
焙煎せずに搾ることで、香りがなく透明な生搾りのごま油が生まれるのです。
生搾り特有のアクや青臭さなどの成分を取り除くために精製(脱色・脱臭)を行い、ろ過・静置を経て完成です。
新しい使い方の提案も「圧搾一番しぼり胡麻油」は、炒め物や焼き物だけでなく、生でも使ってみてください。
納豆、味噌汁、ドレッシングをかけたサラダに、食卓で「追いごま油」を少々…深い香りと濃厚なうまみが加わります。
「煎らずに搾った胡麻油」は、手作りシフォンケーキの材料として人気のオイル(冷めてもフワフワ&しっとり感が続く)。
最近はバタ ーの代わりに 焼き菓子に使う手法がヴィーガンの方々にも人気。
手作りパン屋さんの間では、低糖質パンの生地に少し加えると、小麦ふすまのクセを覆い隠して、日持ちもよくなると話題だそうです。