


風味と旨味の原点回帰
橙の爽やかな香り、白口浜真昆布の奥深いコクが生み出す、原点回帰のぽん酢。
柔らかい酸味、ほのかな甘みと苦味、橙が持つ本来の味を引き出して仕上げました。
醤油、醸造酢、酒、味醂を絶妙なバランスで加え、化学調味料やエキス類、香料や保存料などは一切使っていません。
鍋料理をはじめ、餃子やサラダなど幅広い料理にご活用ください。
「ぽん酢」は、江戸時代に長崎で誕生したと言われています。当時、唯一の貿易拠点・出島にあったオランダ商館の食卓で嗜まれていた、蒸留酒に柑橘類の果汁などを加えたカクテル「ポンス」が語源とされています。後に、この果汁に酢などを加えて調味料としたことから「ぽん酢」と呼ばれ、世に浸透していきました。現在は地域ごとに特色を活かし、ゆずやかぼす、みかんなど豊富に揃いますが、当初は橙がよく使われていたそうです。
橙は酸味と苦みが強いため、そのまま食用として用いられることはほぼありません。しかし、柑橘類の中でもビタミンCやE、クエン酸、カリウムが多く含まれるため、疲労回復、アンチエイジング、美肌効果が期待でき、生活習慣病の予防にも効果を発揮すると言われます。また、皮を採集して乾燥させた「橙皮(とうひ)」は漢方としても用いられるほどです。
中国から渡来した橙は、海外ではビターオレンジのことを指し、この花から得られる精油が「ネロリ」だと聞けばピンとくる方も多いのではないでしょうか。また、皮などに含まれる芳香成分テルペンは、「天然の精神安定剤」と言われるほどリラックス効果が高く、ストレスの解消にも役立つと言われています。



