倣南宋官窯【哥窯】(浙江・龍泉)9.0×H4.7cm

南宋官窯は中國宋代「官窯、哥窯、汝窯、定窯、鈞窯」五大名窯の一、北宋滅びた後,宋皇室は南渡し、都は臨安に移した。皇室の飲食、祭祀、陳設、賞賜のため、「官窯」を設立した。
南宋時代浙江省の竜泉窯に,章生一,章生二という2人の名工がおり,その兄の章生一が焼いた,貫入のある青磁であるといわれる。素地が黒く、釉(うわぐすり)は淡い色を呈し、大きな貫乳がある。
『哥』は兄の意味である。