トルマリンはケイ酸塩鉱物のグループ名で、性質として両端にプラスとマイナスの電極をもち、加熱や摩擦することにより静電気を帯びます。 そのため電気石とも呼ばれています。 産出地はブラジル、モザンビーク、ナイジェリア、スリランカ、アメリカ合衆国など。 またトルマリンの宝石言葉は「希望」「無邪気」「潔白」「友情」「広い心」などとされます。
トルマリンは古代、シャーマンが霊的エネルギーを受け取るために身につけていた石であったとされます。 ネイティブアメリカンも大自然のエネルギーをもたらす石として崇め、大切な儀式の際に重用していたと伝えられています。 古代のその様な霊能力者とされた一部の人々からは聖なる石とも呼ばれていたようです。 そのため、現在でもパワーストーンのひとつとしてアクセサリーや装飾品などにも利用され販売されています。
近代はトルマリンの性質を利用して健康分野でも様々に用いられ、1990年代後半から2000年代前半にトルマリンを使った製品が注目され研究が行われました。