

シュール・リー※を施しているため独特の風味があり、バランスがとれたフレッシュでエレガントな辛口スプマンテ。長期間のシャルマー方式で造られています。フレッシュなフルーツとかすかなパンの香り、複雑でありながらバランスのとれた味わいです。
※シュール・リー:ワインの醸造方法の一つで、発酵終了後に澱引きをせずにタンク内に静置し、数か月そのままの状態とし、その上澄みを瓶詰めすることで、沈殿して澱となった酵母が自己消化し、アミノ酸が溶け出すため、ワインに豊かなボディと独特の香りが加わります。
主な受賞歴ジャパン・ワイン・チャレンジ 銅賞2017年版
ビベンダ 2グラッポリ (イタリア)2017年版
ビベンダ 3グラッポリ (イタリア)2016版
ワイナリー/ドゥーカ・ディ・サラパルータ社1824年、シチリア州パレルモ県カステルダッチャに誕生したワイナリー、ドゥーカ・ディ・サラパルータ社。映画や本にも登場するシチリアワイン“コルヴォ”シリーズの造り手としても広く知られています。
当時シチリアで隆盛を誇っていたサラパルータ公爵は、世界各国から訪れる大使や伯爵といったゲストをもてなすために所有地で採れるブドウからワインを醸造し、ワインを造り始めました。ワイン造りを継いだ3代目当主のエンリコ公は、フランス・ボルドーで醸造技術を学び、帰国後は最新設備の導入やフランスからの専門家の招聘などを通してコルヴォ・ワインの品質を飛躍的に高めました。またエンリコ公は当時は珍しかった、ワインに統一したラベルを貼るというマーケティングを初めて取り入れました。 この功績をたたえ、彼に捧げられたワインがネーロ・ダーヴォラ100%のドゥーカ・エンリコです。