◎使用上の注意
【してはいけないこと】
守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故がおこりやすくなります。
1.次の人は使用しないこと
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)ご使用前に本剤をチューブから5mm程出し、内股などの皮膚のうすい所にすり込んで、翌日中に薬疹,発赤、かゆみ、かぶれ、はれなどの症状が現れた人。
(3)エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌、卵巣癌)及びその疑いのある患者、血栓性静脈炎、肺塞栓症又はその既往歴のある患者、未治療の子宮内膜増殖症のある患者。
(4)子宮筋腫、子宮内膜症及びその疑いのある患者。
(5)妊婦又は妊娠していると思われる女性。
(6)15歳未満の小児。
2.次の部位には使用しないこと
(1)目や目の周囲、口腔、鼻孔。
(2)湿疹、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部。
3.本剤を使用している間は,卵胞ホルモンを含んだいずれの医薬品も使用しないこと
4.授乳中の人は本剤を使用しないか,本剤を使用する場合は授乳を避けること
5.本剤が他の人に付かないようにすること。また,付いた場合は直ちに洗い流すこと
【相談すること】
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)薬などによりアレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、水疱など)を起こしたことがある人。
(3)心疾患又はその既往歴がある患者、てんかん、糖尿病、腎機能障害、肝機能障害がある患者。
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この文章を持って医師又は薬剤師に相談すること。
(1)服用後、次の症状があらわれた場合
関係部位・・・症状
皮膚(塗った所)・・・発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、刺激感
乳房・・・痛み、張り
3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
◎効能・効果
卵胞ホルモン分泌不全による不感症,冷感症,婦人更年期障害及び神経衰弱
◎用法・用量
1回0.15〜0.2g1日数回,特に浴後・就寝前に塗布
15才未満は使用しない
【用法・用量に関する注意】
(1)定められた用法・用量を厳守すること。
(2)目に入らないように注意すること。万一目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗うこと。なお,症状が重い場合には、眼科医の診療を受けること。
(3)使用前後には、手指をよく洗うこと。
(4)塗布部を清潔にしてから使用すること。
(5)外用のみに使用すること。
◎成分・分量
エチニルエストラジオール ・・・ 0.5mg
その他添加物
精製オットセイ油
オリブ油
エタノール
流動パラフィン
白色ワセリン
香料
◎保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。
(5)本剤が出すぎた場合は、チューブに戻さないこと。
◎お問い合わせ先
ヴィタリス製薬株式会社
埼玉県比企郡吉見町下細谷96
電話:0120-199-301
受付時間:9:00〜17:00(土、日、祝日を除く)