【すももの歴史】 スモモ(酢桃、李)は、中国を原産とするバラ科サクラ属の落葉小高木です。 スモモの果実はモモのそれに比べて酸味が強いため、この名が付けられました。漢字では「李」とも書かれます。英語では「prune(プルーン)」、「plum(プラム)」などと呼ばれます。(ただしウメも「プラム」と呼ばれることがある。) スモモ(酢桃、李)古くから日本に伝わっており、和歌などにも詠まれてきました。農園で栽培される他、自生しているものもあります。 花期は初春。果実はスモモ系は6月下旬から8月上旬、プルーンの系統は9月頃収穫できる。果実は紅や黄色、果肉は淡黄色や紅色など品種によって異なる。代表的な品種としては「大石早生」、「ソルダム」、「サンタローザ」、「メスレー」、「太陽」など。 比較的新しい品種では「紫峰」、「月光」、「貴陽」、「秋姫」、「いくみ」などがあり、これらの品種は従来種より糖度が高く、生食用に品種改良されています。日本での主産地は山梨県、山形県などが有名です。 |