枝垂れ桜(シダレザクラ)の特徴枝垂れ桜(シダレザクラ)は糸桜(イトザクラ)とも言い、エドヒガンの枝が細く枝垂れるように垂れ下がったものを指します。枝垂れ桜(シダレザクラ)の中でも花色が濃いものを紅枝垂れ(ベニシダレ)、花が八重咲きのものを八重紅枝垂れ(ヤエベニシダレ)と呼びます。枝垂れ桜(シダレザクラ)はソメイヨシノより少し早い、3月後半から咲き始めます。花は薄紅色から濃いピンク、一重咲きから八重咲きまであります。枝を大きく枝垂れさせるのが特徴で、花が咲いている優美な姿は思わず見とれてしまうほどです。枝垂れ桜(シダレザクラ)は種からも発芽しますが、面白いことに親と同じ枝垂れる株は少ししか出てこないので、エドヒガンの幹に枝垂れ桜(シダレザクラ)を接ぎ木をして作られています。
枝垂れ桜(シダレザクラ)の栽培環境日当たり・置き場所枝垂れ桜(シダレザクラ)は日当たりの良い場所を好みます。枝垂れ桜(シダレザクラ)の育て方のポイント水やり鉢植えの枝垂れ桜(シダレザクラ)は、表土が乾いたらたっぷりと水やりします。肥料枝垂れ桜(シダレザクラ)を地植えにする場合は、緩効性肥料を腐葉土等に混ぜて作った元肥を、掘った穴の底に入れて植え付けます。秋の終りから冬の落葉期には、樹木の株元の周囲に数か所穴を掘って、「寒肥」を与えます。また枝垂れ桜(シダレザクラ)は、花が終わった後にも「お礼肥」として、5月頃施肥をします。病害虫枝垂れ桜(シダレザクラ)は、病害虫対策が必要な樹木です。枝垂れ桜(シダレザクラ)はテング巣病にかかりやすい樹木です。枝が細く糸状にほうきのように枝分かれしている部分を発見したら、この病気に感染しています。テング巣病は剪定で使うハサミでも感染するので、剪定作業をする前にハサミ等の消毒が必用です。枝垂れ桜(シダレザクラ)は、コスカシバの幼虫やモンクロシャチホコなどの食害に注意が必用です。コスカシバの幼虫は幹の中に入って樹木を食べるので、幹の皮からヤニが出ていたら食害を受けています。出来るだけ枝垂れ桜(シダレザクラ)の樹木の根元はきれいにして、雑草などは取り除きます。モンクロシャチホコは主に葉を食べてしまうので、日頃から注意して観察し、見つけたら駆除します。剪定・切り戻し枝垂れ桜(シダレザクラ)の剪定は、12月から3月初めまでに完了するように行います。枝垂れ桜(シダレザクラ)の樹木は生長してから太い枝を切ると長期間花が咲かなくなることがあります。枝垂れ桜(シダレザクラ)の剪定は、落葉期に混み合った枝を整理する程度にしましょう。植え替え・鉢替え鉢植えの枝垂れ桜(シダレザクラ)は1年に1度、植え替えの必要があります。冬の落葉期に、1回り大きな鉢に植え替えましょう。落葉期の枝垂れ桜(シダレザクラ)は休眠していますので、根をいじらないように注意してください。
しだれ桜の発送は2月上旬〜3月頃まで、無くなり次第終了です。
しだれ桜の花言葉しだれ桜の花言葉は、「精神の美」「優美」等です。桜自体の花言葉は、「精神の美」「淡泊」「優れた美人」「純潔」です。