スーパー・オキサイド・ディスムターゼの略で、スーパー・オキサイド『活性酸素』ディスムターゼ『取り除く酵素』の意味です。人体は過剰な活性酸素の害を防ぐために、体内の細胞の核でSODを生産し、このSODのお陰で過剰な活性酸素の害を防いでいます。
1950年代よりアメリカの生化学者を中心に研究がスタートし、1969年にアメリカの生化学者マッコード博士が『活性酸素が体内で増加し、生体に危害を加えるようになると動物の細胞の核より作られるSODと呼ばれる酵素が活性酸素を取り除いてくれる』との研究結果を発表しました。
1980年代になると、成人病の脳卒中や心筋梗塞などが過剰な活性酸素によって発生し、SODを投与するとそれが治癒したという動物実験の結果が発表されます。
しかし、体内で作られるSODは年齢とともに減少するということもわかってきました。