【工業用・職業用】 内付け縫いポケット用押え［金属製］ ポケットの内側の縫代を押えて縫う ≪メール便OK≫

★金属製なので摩耗しにくい
★押えの幅が狭いので押えが少々不安定

※この押えは特注品ですので、長さが微妙に変わることがありますがご了承くださいませ。

☆内付け縫いポケットの作り方☆

① 先にポケット本体の生地にストレッチ芯地を貼っておきます。台紙で縫代なしのポケットの型を作ります。ポケット口の折り返し幅3cmを台紙を軸にしてアイロンで押えます。

② ポケットに10mmの縫代を付けてカットします。

③ スクリューポンチの穴の箇所に切りびつけをします。
※合印を付ける位置で最低限必要な個所は、ポケット口より1cm下と底の中央です。
後は必要だと思われる箇所に合印を付けてください。

④ ポケット口が伸びて開いてくるのを防ぐために、平織り芯地IX-65・IX-45位の硬さの伸びない接着芯地のタテ地で10mm幅のテープを作ります。ポケット口の折り返しの際にそのテープをピッと引っ張りながら貼っていきます。
※ポケット付けの縫い線に架かればいいので、両端5mm位は貼らなくても良い。

⑤ ポケット型紙に巻き付けていく要領でアイロンでプレスしていきます。この作業でポケットの形が決まってしまうので丁寧に形を作ってください。

⑥ ポケット口の折れ山に、端から5mm程度の切り込みを入れます。
※この切り込みは⑧のように折り曲げた時に、ポケット口の折り返しの縫代がはみ出てくるのを防ぐためです。

⑦ ポケット口の折り返しの縫代を写真のように折り直します。

⑧ これでポケット本体は完成です。

※裏地が付く場合はここから裏地付けです。
いろいろポイントはありますが、［裏地付けのレジメ］は、押えをご購入された際に付録として付けさせていただきます。

⑨ ポケットを付ける布の上に合印通りポケットを置きます。

⑩ 押えを1.0mm両段付き押え又は1.5mm両段付き押えに換えます。
上糸の色を目立ちやすい色に換えて糸調子も少しきつくします。

ポケット縫いは必ずフロント側から端に向かって！

⑪ フロント側の合印より1cm上のポケット口の端から段付き押えで縫っていきます。

⑫ このように縫えました。

⑬ ここでポケット用押えの登場！この縫いも必ずフロント側から。
ポケットの内側に指を入れて、先程縫った赤糸が見えるまで縫代をグッと開きます。
押えをその上に置いて、しっかり覗きながら赤糸の際を縫っていきます。たいへ〜ん！

⑭ このように縫えました。

⑮ ガイドとしてして使った赤糸を解きましょう。

⑯ 解いた後を消すためにごく近くで蒸気を蒸かします。

⑰ こんなにきれいにフワッと出来上がりました。

後はポケット口の始末です。少しだからまつってもいいですよ。

⑱ 裏地が付くとこんな感じになります。