ギャザー寄せ用押えの取り付け方
① 押えを置いてから押えのレバーを下げます。この状態ではまだネジを締めません。
② プーリーを回して針を針穴に入れる。(送り歯を完全に下げた状態にする)
★押え金の底の後部が浮いてる⇒③ の操作をします
★押え金の底がピタッと着いている⇒④ の操作へ
③ 押えの後部のネジを緩めて押え金の底をピタッと針板に着けます。
⑤ 押えの後部のネジを締めていく⇒押えの前部が下がり後部がどんどんと浮き上がっていきます。
押えの後部の浮きが小さい⇒ギャザー分量が少ない
押えの後部の浮きが大きい⇒ギャザー分量が多い
⑥ 同じようにギャザーを寄せやすくするために上糸を締めます。締める度合いはミシンによって変わりますので調整してください。
上糸の締める度合いが少ない⇒ギャザーが寄せにくい
上糸の締める度合いが多い⇒ギャザーが寄せやすい
⑦ ギャザーを寄せやすくするために針送りの目盛を最大にします。
⑧ この状態で縫えば勝手にギャザーが寄せられます。
後は⑤⑥の微調整をしながら試し縫いをして、ギャザーの寄せ加減を決めてください。
«フリルを作る»
生地を正バイアスに裁断して外側が表になるように真ん中で二つ折りにします。端から7mmのところを2枚一緒にギャザー寄せ縫いをします。この布を衿や前端、袖口、裾などに挟み込んで縫えば寄せ分量が均一なフリル付きの服が作れます。