【工業用・職業用】[片溝]コンシールファスナー押え しつけ不要 YKK2ccコンシールファスナー専用 ≪メール便OK≫

コンシールファスナーを付けるのは難しいと思っていませんか?
このコンシールファスナー押えを使えば、しつけ無しであっという間にきれいに付きます。

この押えはYKK2cc(薄地)コンシールファスナー専用です。

付属品

«細い六角レンチ 1本»
押えの前部分青丸で囲んだ部分が緩んだ時に、このレンチを使って締めてください。

«太い六角レンチ 1本»
厚い生地や毛足のある生地にコンシールファスナーを縫い付けたい時に、赤丸部分の裏側にある六角レンチ用穴に差し込んで緩め、押えの部分自体を動かしその後固定します。


出荷時はこの位置になっています。
厚地や毛足のある生地以外は、このまま使って頂けます。


押えの裏側にある六角レンチ用穴に、六角レンチを差し込んで緩めます。


どの位置に合わせて固定するかは、生地の厚みや毛足の有無により変わります。

毛足のある生地にコンシルファスナーを付ける場合

標準位置で付ける

厚地位置で付ける

コンシールファスナーのエレメント(ファスナーのムシ)部分をはめ込む押えの溝部分が左に動きます。

(ムシの際が縫えている)

(縫いが離れている)
両方とも下記のテクニックガイドのマニュアル通りに縫います。
同じ要領で縫っても縫い付け位置が変わります。

(ムシの際が縫えている)

(縫いが離れている)
[厚地用位置]にセットして縫えば、エレメントから少し離れた所を縫います
ファスナーの開閉部分にゆとりができるので、生地の毛足が重なり合うことがありません。

(盛り上がっている)

(盛り上がっていない)
[標準位置]で縫った方は、ファスナーの開閉部分に毛足が重なり合い盛り上がった状態になっています。
開閉時、生地にスライダーが食い込む恐れがあります。
生地の厚みや種類によって縫い方を変えない(手加減による微妙な調節をしない)ので、マニュアルさえマスターすればきれいに付けることが出来ます!

↓テクニック講座で使っている押えはモデルチェンジ前の物ですが、使い方などに何ら変わりはありません。

☆[片溝]コンシールファスナー押えを使ってYKK2ccコンシールファスナーを付ける☆

POINT.1  ファスナー付け部分にファスナー付け専用テープを貼る


① ファスナー付け部分にファスナー付け専用テープファスナー止まりより2cm下まで貼ります。


② ファスナー止まりより下の部分を縫い合わせてその縫代をアイロンでプレスます。⇒ファスナー付け部分の縫代も、折山が出来上がり線になるようにアイロンでプレスします。

左右の折山を合わせた時にきれいな一本の線になるようにする

POINT.2  しつけ不要!


③ このようにファスナーを置いて矢印の側から縫い始めます。


④ ファスナーのムシの部分を押えの溝の中にしっかり入れます。


⑤ ファスナーのムシの左端を出来上がり線(左の写真のの線)に合わせて手でしっかり押え、そのまま縫っていく。

手でムシを起こさないで! 押えが勝手に起こしていきます


⑥ 縫い止まりまでキチッと縫います。
これで片方が縫えました。

⑦⑧のポイントは、お買い上げ時に同封しますレジメに載せています。


⑨ ファスナー止まりの位置にミシンしつけをします。


⑩ スライダーを下まで下します。


⑪ ファスナー止まりの位置から始めます。
最初と同じようにムシを起こして押えの溝の中にキチッと入れて縫い始めます。
上まで縫えたら、もう出来上がりです。

⑫のポイントは、お買い上げ時に同封しますレジメに載せています。

⑬下止め金具を、縫い止りより少し上の位置まで上げて、ペンチで固定してください。
これはファスナーのスライダーが縫い糸を切ってしまわないための配慮です。


⑭ きれいに付きました!