版画芸術206号 巻頭特集「蔦屋重三郎」
江戸時代の一大メディア「浮世絵」は、今なお世界に誇る日本の文化として広く親しまれ、葛飾北斎や歌川広重など、当時の人気浮世絵師は、現在でもしばしば美術館で展覧会が開催されます。
しかし、彼らが世に出るきっかけを作ったのは、「版元」と呼ばれる人々のプロデュースがあったからです。
「蔦屋重三郎」は、当時存在した数多の版元の中でも卓越した企画力で圧倒的な人気を誇りました。
そこで本特集では蔦重がプロデュースした名作の数々、そして、名作が生まれるための版元の仕事について、「吉原のブランディング」「戯作本、美麗な狂歌本」「大首絵の発明」「その後の蔦屋重三郎」のキーワードに合わせ、ポイントとなる作品とともにわかりやすく紹介します。
2025年1月から放送開始のNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」に合わせた特集です。
蔦屋重三郎研究の第一人者であり「べらぼう」時代考証の鈴木俊幸氏、2024年9月に角川ソフィア文庫より『歌麿』を刊行した美術史家・浮世絵研究者の大久保純一氏、
岩波文庫より『北斎 冨嶽三十六景』を刊行した太田記念美術館主席学芸員の日野原健司氏のインタビュー記事を掲載します。
(出版社より)
出版社|阿部出版
発売日|2024年12月1日
製品仕様|21×1×28.3cm/184p/日本語
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