令和7年富山県産「てんたかく81」種もみ 1dl(約65g)

【送料無料・消費税込み】

●品種育成の背景
 ここ数年は猛暑や低温日照不足などの気象変動が極めて大きく、育成地の富山県においても「コシヒカリ」や「ハナエチゼン」などの品質の大きな低下が問題となってきております。そこで、高温登熟性に優れ、低温、日照不足など気象変動に強く高品質かつ良食味の要望により水稲品種「てんたかく」が育成されました。

●品種登録出願番号 第 33586 号
※この品種は種苗法に基づいて登録された品種であり、登録者の許可なく種子を増殖、販売、国外への持ち出しは禁止されています。
※種子消毒処理・塩水選処理は施されておりません。
※種籾予約期間中は商品代引きのご利用は出来かねます。
※注意事項
万が一種子が原因とする結果不良の場合でも補償はお買い上げの代金の範囲内とさせていただきます。また、バカ苗、浮き籾に対する補償は致しかねます。ご注文をいただいた時点で、すべての注意事項にご了承いただいたものとさせていただきます。予めご了承のうえお買い求め願います。
【送料無料・消費税込み】

〜品種特性・栽培要点〜
 ●品種育成の背景
 ここ数年は猛暑や低温日照不足などの気象変動が極めて大きく、育成地の富山県においても「コシヒカリ」や「ハナエチゼン」などの品質の大きな低下が問題となってきております。そこで、高温登熟性に優れ、低温、日照不足など気象変動に強く高品質かつ良食味の要望により水稲品種「てんたかく」が育成されました。
●特性の概要
 「てんたかく」の出穂期及び成熟期は「ハナエチゼン」より2日程遅く、「ひとめぼれ」より4日程度早い早生種で、「コシヒカリ」よりも成熟期が13日程度早いので、収穫時期の分散も行うことが可能。稈長は「ハナエチゼン」と同等で、稈質がしなやかなため耐倒伏性は“強”となる。茎数は「ハナエチゼン」と比べm2当り30〜40本程度と取れやすく、穂数がやや多い。玄米の千粒重は「ハナエチゼン」より0.6g程度小さいが、収量性は「ハナエチゼン」並である。玄米及び精米の白度は共に「ハナエチゼン」並に優れている。また、タンパク質含量は「ハナエチゼン」より低く、食味は「ハナエチゼン」より優れる。いもち病真性抵抗性は「ハナエチゼン」と同じと推定され、葉いもち圃場抵抗性は「ハナエチゼン」並、穂いもち圃場抵抗性は「ハナエチゼン」よりやや優れる。紋枯病には「ハナエチゼン」並の“やや弱”であり、多肥栽培では穂数型の早生品種であるため、「コシヒカリ」と比べ穂数が多くなり、紋枯病がやや多くなる。穂発芽性は「コシヒカリ」と同程度である。
●気象変動の適応性について
 種籾の浸種日数は長めにし、催芽を充分に行う。短稈で倒伏しないことから多肥栽培になりがちである。とくに地力の高いところでは適正籾数にする為の元肥量とし、穂肥の出来る生育量、葉色にすることが肝要である。
●高温登熟条件
 出穂から成熟期にかけて、穂上にビニールをかけ、昼の温度を高める処理を行った。4年間の何れにおいても「ハナエチゼン」や「ひとめぼれ」と比べ、白未熟米の増加が少なく、高品質であった。また、人工気象室内で夜の温度を高める処理も行ったが、3年間の何れにおいても、「ハナエチゼン」や「ひとめぼれ」に比べ、基白粒、背白粒の増加が少なかった。(※夜温が22℃では何れの品種も白未熟米の発生は少ないが、25℃より高温登熟性に関する品種間差が明確になることが確認された。)
●低日射条件
 登熟期間に寒冷紗による遮光処理試験(無処理区より64.8%)では、2年間の何れにおいても「ハナエチゼン」や「ひとめぼれ」と比べ、乳白粒、青未熟粒の発生が少なく、品質が優れていた。
以上のことから、「てんたかく」は「ハナエチゼン」「ひとめぼれ」と比べ、高温年に多発する基白粒、背白粒や日照不足で多発する乳白粒や白未熟粒などの発生が明らかに少なく、気象変動下においても安定して高品質であることが確認された。

●品種登録出願番号 第 33586 号
※この品種は種苗法に基づいて登録された品種であり、登録者の許可なく種子を増殖、販売、国外への持ち出しは禁止されています。

※種子消毒処理・塩水選処理は施されておりません。

※領収書は原則お付け致しておりません。必要な方はご連絡頂ければ商品と同送または郵送にてお送りさせて頂きます。なお、種籾予約期間中は商品代引きのご利用は出来かねます。

※注意事項
万が一種子が原因とする結果不良の場合でも補償はお買い上げの代金の範囲内とさせていただきます。また、バカ苗、浮き籾に対する補償は致しかねます。ご注文をいただいた時点で、すべての注意事項にご了承いただいたものとさせていただきます。予めご了承のうえお買い求め願います。