ファインオーディオ フロア型スピーカー(ピアノグロス・ウォールナット)(ペア) FYNE AUDIO《F501SP Series》 F501SP-PGWN(ペア) 返品種別A

在庫状況:お取り寄せ/お届け:1月上旬/2021年01月 発売/◆F500をベースとしたFyne Audioスペシャルプロダクション第二弾◆フラッグシップモデル開発で培われた技術やチューニング等のノウハウを凝縮◆まさに(スペシャル)と呼ぶべきファイン・オーディオのスピーカー/[F501SPPGWNペア]


2021年01月 発売


ファイン・オーディオ / スペシャルプロダクション F501SP
ファイン・オーディオの基幹テクノロジーのすべてを凝縮したF500シリーズに、スペシャルプロダクション(SP)と銘打つスピーカーF501SPが参入します。
ハイエンドスピーカー設計の第一人者、そして、ファイン・オーディオの辣腕テクニカルディレクターのDr.ポール・ミルズが、フラッグシップF1とF700シリーズの開発で駆使した高度なエンジニアリングとアコースティックデザインによるアドバンテージを、よりコンパクトでシンプルなキャビネットからなるF500シリーズにトリクルダウンした渾身のプロダクツです。
IsoFlare、FyneFlute、BassTraxという、ファイン・オーディオが誇る驚異の三大革新テクノロジーはさらに磨かれ、今また、新たな命をスピーカーに吹き込みます。


◆ステップアップしたIsoFlareドライバー
全帯域にわたり優れた位相特性を得ながら極めて広い指向特性を実現した独自のポイントソースシステムIsoFlareドライバー。
そのベース/ミッドレンジユニットには、F700シリーズと同一素材によるマルチファイバー・コーンとFyneFluteサラウンドを採用。
磁気回路には、ボイスコイルに高い磁気密度を生み出すフラックスフォーカシングシステムを搭載し、極めて能率の高いタイトな低音再生を実現しています。
単独の磁気回路を持ち、同軸上にマウントされたコンプレッション・ホーン・トゥイーターは、やはりF700シリーズと同様のプレミアムマグネシウムドーム・ダイヤフラムの採用によって、滑らかに伸びきった極めてナチュラルな高域特性を獲得しています。

◆クロスオーバーのアーキテクチャーもF700から継承。
ClarityCapコンデンサや銀メッキ処理されたvan den Hul OFCワイヤーを登用するなどコンポーネントにはハイエンドパーツを多用しています。
また、バイワイヤー接続対応のコネクターパネルには、高周波ノイズの混入をシャットアウトするためのシャーシーアース端子を装備しています。

◆BassTrax LFディフューザーシステムは、Tractrixプロファイルディフューザーコーンを一体化した分厚いアルミニウムプレートをサンドイッチ構造とした堅固な台座に組み込まれ、安定性を飛躍的に高めて、BassTraxの威力をさらにゆるぎないものとしています。

◆ISOFLARE
ISOFLARE(アイソフレアー)とは、全帯域にわたる優れた位相特性と広大な指向特性を両立するファイン・オーディオ独自のポイントソース・システム。
トゥイーターとウーファーの開口曲面を複合解析し、高域エネルギーが広角で拡散する絶妙なカーブを導き出すことによって、一般的には鋭い指向性を起こしやすい同軸構成の欠点を根底から解消。
広大なサウンドステージに音像を鮮やかに浮かび上がらせます。

◆高域(HF)ドライバー
HFドライバーユニット(トゥイーター)はコンプレッション・ホーン。
強磁界ネオジウム・マグネットによる独立専用磁気回路を搭載。
25mm口径のマグネシウムドーム・ダイヤフラムは、高域固有共振を可聴帯域外の30kHz以上に、そして低域共振をクロスオーバー周波数の遥か下方に追いやり、中低域とのつながりが極めて自然な、滑らかに伸びきった高域特性を実現しています。

◆中低域(Bass/Mid) & 最低域(Bass)ドライバー
低域は、アイソフレアーの中低域を受け持つBass/Midユニットと、0.5ウェイ分の最低域を補強するBassユニットの二つのドライバーで構成。
ダイヤフラムは、両者とも同一口径のリジットなマルチファイバー素材によるコーン型。
エッジには有害な共振作用を駆逐するFYNEFLUTEテクノロジーが投入されています。
高剛性アルミニウムダイキャストのシャーシーフレームが不要振動を徹底排除し、自然な響きのミッド/バスと、クリーントランジェントを実現しています。

◆FYNEFLUTE
FYNEFLUTE(ファインフルート) は、ダイヤフラムのサラウンド(エッジ)の固有共振が引き起こすコーンへの反作用に起因する音の変調(色付け)を排除する独自のテクノロジーです。
エッジにはコンピューター解析による特殊な溝(フルート)が刻まれ曲面形状を不均一化し、一般的なロール型のエッジでは少なからず発生する固有共振を徹底排除。
コーンのフリーな振動を一切妨げず、マルチファイバー・ペーパー素材というF500シリーズのコーンが元来もっているクリーンなトランジェント能力を極限まで解放し、極めて自然で闊達なミッド/バスの響きを再現しています。

◆BASSTRAX
ファイン・オーディオのもう一つの重要な基幹技術、BassTrax Tractrix (ベーストラックス・トラクトリックス)ポート・ディフューザーシステムは世界初の特許技術です。
低域ポートをエンクロージャーの底に下向きに配し、その開口部に亜円錐状のディフューザーを設けるという、この独自のシステムは、ポートから発する垂直プレーン波エネルギーを90°向きを変えて水平360度の均一な波面に変換。
低域の放射特性を圧倒的に改善した結果、リアポートなどの一般的なバスレフシステムでは避けられない壁面からの部分的な強い低域反射を抑えたクリアで力強い低域再生を、設置場所の制約を受けることなく実現します。

スペシャルプロダクションはまた、キャビネットにも機能強化をもたらしています。
ヨーロッパ・メイドの高密度ボードと内部の三箇所の制振材によって箱鳴りを徹底的に抑えこんだ堅牢なコンストラクションを実現。
制振材の内二つはドライバーの後部支えとしても機能し、もう一つの制振材は、ツインキャビティーの仕切りとして機能し、BassTraxポーティングシステムを構成します。
このツインキャビティー・チューニングシステムは、内部定在波を大幅に抑えこみ、ポートチューニング周波数付近でのコーンエクスカーションを低減させてパワーハンドリング能力を強化。
さらに、F700シリーズを継承する重量級アルミニウムシャーシーによるリジットな台座と大型フロアカップリングスパイクの採用は、低歪みで揺るぎのない重低音を提供します。

キャビネットの外装フィニッシュにも特別な配慮がなされています。
美しい光沢を放つピアノグロス・フィニッシュが施されたブラック、ホワイト、そしてウォールナット突板の三種類のカラーバリエーションのSPモデルは、ファイン・オーディオの英国自社工場で手作りされペアマッチされています。

真のポイントソース・スピーカーデザインによるピンポイント・イメージング、そして、室内楽の微妙なディテールや楽器のニュアンスから、ロック・アンセムの圧倒的なパワーと重低音まで、その、比類のないパフォーマンスと卓越の価値は、クラスを超越した新たなベンチマークを刻みます。
まさに「スペシャル」なファイン・オーディオです。

■ 仕 様 ■
  • 形式:2.5way フロアスタンディング、ダウンファイアーリング・ポート、w/ BassTrax Tractrix ディフューザー、ツインキャビティ・ローディングシステム
  • 推奨アンプ出力 (Watt RMS):30〜180
  • 許容入力 (連続、W RMS):80
  • 感度 (2.83 Volt @ 1m):91dB
  • インピーダンス(Nominal):8Ω
  • 周波数特性 (-6dB typical in room):36Hz〜34kHz
  • ユニット構成:1 x 150mm IsoFlare ポイントソース・ドライバー
    (マルチファイバー・コーン w/FyneFluteサラウンド・ベース/ミッド + 25mm マグネシウムドーム・コンプレッション・トゥイーター) 1 x 150mmマルチファイバー・コーン w/FyneFlute サラウンド・ベースドライバー
  • クロスオーバー周波数:250Hz and 1.7kHz
  • クロスオーバースロープ:2nd order low pass、1st order high pass
  • ターミナル:Bi-wired対応バインディングポスト/アース端子
  • グリル:マグネット着脱式(背面に装着保管可) 
  • 外形寸法 (HxWxD):984×288×318mm
  • 質量(1本当り) :21.0kg