ファインオーディオ フロア型スピーカー(ピアノグロス・ホワイト)(ペア) FYNE AUDIO《F502SP Series》 F502SP-PGW(ペア) 返品種別A

在庫状況:お取り寄せ/お届け:1月上旬/2019年12月 発売/◆F500をベースとしたFyne Audioスペシャルプロダクション◆フラッグシップモデル開発で培われた技術やチューニング等のノウハウを凝縮◆まさに(スペシャル)と呼ぶべきファイン・オーディオのスピーカー/[F502SPPGWペア]


2019年12月 発売


Fyne Audio F502SP
FYNE AUDIO (ファイン・オーディオ) F502SPは、上位モデルF702に搭載されているプレミアムユニットを組み込んだF502のスペシャル・エディション・スピーカーです。
外形と基本コンストラクションを、ほぼF502と同一としながらも、クロスオーバー・ネットワークとべーストラックス部には、この新しいユニット構成を最大限発揮させるためのカスタマイズが行なわれ、F500シリーズにあってこのF502SPは、格段にステップアップした高いパフォーマンスを獲得しています。
システムの基本フィーチャーには、もちろん、ファイン・オーディオが誇る革新の三大テクノロジーが満載されています。
それは、ISOFLAREと称する広大な指向特性を実現した新ポイントソース設計を軸とし、ミッド/バス・ダイヤフラムの歪特性を格段に改善したFYNEFLUTE構造を採用するドライバー構成。
そして、驚異的な低域レスポンスを得るBASSTRAXポートシステムです。
キャビネットフィニッシュには、高級感漂う艶やかなピアノグロスのブラック、ホワイト、そしてウォールナットの全3種類をご用意しています。


◆ISOFLAREポイントソース・ドライバー設計
ISOFLARE (アイソフレアー)ドライバーは、Bass/MidドライバーとHFドライバーの音軸の中心を共有する2ウェイ・ポイントソースシステムです。
こうした構成は一般には同軸ドライバーと呼ばれますが、ややもすると点音源の効能と引き換えに鋭い指向性が派生し、スイートスポットが狭まってしまいます。
この、ファイン・オーディオ独自のアイソフレアー技術は、HFドライバーのホーン形状とBass/Midドライバーのコーン形状を統合解析し、その放射角の綿密な計算から、高域エネルギーを等方的に拡散放射する複合曲線を導き出すことに成功。
指向特性を大きく改善しています。
アイソフレアーの名の通り、それは、あたかも宇宙の一点から発したフレアー光が全方向に放射拡散されるかのように、リスニングエリアを広くカバーし、優れたステレオイメージングを提供します。

◆HFコンプレッションホーン・ドライバー
2ウェイ・ポイントソースの高域を受け持つHFユニット(トゥイーター)には、Bass/Midドライバーから独立した強磁界ネオジウムマグネットによる専用の磁気回路を搭載。
25mm口径のマグネシウム・ドーム・ダイヤフラムによるこのトゥイーターは、HFウェーブガイド・ポールピースを備えたコンプレッション・ホーン構成。
高域固有共振は可聴帯域外の30kHz以上に、また、低域共振はクロスオーバー周波数の遥か下方に追いやられ、ミッドレンジとのつながりの極めて自然な、滑らかに伸びきった高域レスポンスを獲得しています。

◆Bass/Mid & Bassドライバー
・中低域は、2ウェイ・ポイントソース・ドライバー部のBass/Midユニットと、0.5ウェイ分として最低域を重畳するBassユニットの二つのドライバーで構成されています。
シャーシーフレームは、いずれも高剛性アルミニウムダイキャストで構築し不要振動を徹底排除しています。
・ダイヤフラムには、両者とも200mm口径のリジットなマルチファイバー素材によるコーン型を採用。
自然な響きのミッド/バスと、クリーントランジェントを実現しています。
・そして、エッジには有害な共鳴作用を駆逐するFYNEFLUTE テクノロジーが投入されています。

◆クロスオーバー
低損失LF 積層コアインダクター及びオーディオファングレードHF ポリプロピレンフィルム・コンデンサーを含む高品質精密部品を登用。
そして、回路はコンピューター解析による最適化設計を基に、クリティカルなオーディショニングによる追い込み微調整で徹底追求し、高いクリアネスを獲得。
スピーカー端子には、バイワイヤー接続対応の高品質バインディング・ポストを登用しています。

◆FYNEFLUTEテクノロジー
ファイン・オーディオは、一般標準的なロールラバー・サスペンション(エッジ)がドライバーの性能に与える有害な影響を改善する方法を開発しました。
一般的なスピーカードライバーユニットの単純な湾曲形状のエッジ構造では、その材質特有の固有共振が存在します。
ダイヤフラム(コーン)の振幅によってそれは励起され、反作用として再びコーンに返されるのです。
本来フリーでなければならないコーンの動きはそれによって変調を来し、その結果、音のカラーレーションが発生します。
FYNEFLUTE(ファインフルート)テクノロジー は、そうした問題を解決するため、エッジに、コンピューター解析による特殊な溝(フルート)を刻み込んだ複雑な曲面形状を持たせています。
この不均一な曲面が、コーンから受ける振動エネルギーを効果的に収束させ、エッジの固有共振を排除し、コーンへの反作用を起こさせません。
ファインフルート・テクノロジーによってカラーレーションは徹底排除され、マルチファイバー・ペーパー素材というF500シリーズのコーンが元来有するクリーンなトランジェント能力を最大限発揮させた、極めて自然な響きのミッド/バス再生を実現しています。

◆BASSTRAXポート・ディフューザーシステム
F502SPには、ファイン・オーディオのもう一つの重要な基幹技術、低域の放射特性を圧倒的に改善するBassTrax Tractrix (ベーストラックス・トラクトリックス)ポート・ディフューザーシステムが採用されています。
低域ポートは一般的なバスレフとは異なり、エンクロージャーの底部に下向きに配され、さらにその開口部には亜円錐状のディフューザーを設けるという、この独自のシステムは、ポートから発する垂直プレーン波エネルギーを90°向きを変えて360度に亘る均一な波面に変換します。
その結果、壁面からの部分的な強い低域反射が抑えられることでスピーカーの設置条件は著しく緩和され、クリアで力強い低域再生を実現しています。
このベーストラックス・ポート・ディフューザー は、極めてスムーズな波面変換を実現するTractrix (トラクトリックス)と称する亜円錐ジオメトリーによるプロファイルによって設計されたディフューザーと低域ポートとを融合させた世界初の特許技術です。

◆キャビネット構造
ピアノと同等に幾層も丹念に重ね塗りされバフ磨き工程を経て艶やかな光沢を放つブラックとホワイト、そして、ウォールナットのピアノグロス仕上げ。
その美しいキャビネットは、ドライバーの後部支持も兼ねたクロスブレースを内包する高剛性MDF構成。
堅牢なコンストラクションが、箱鳴りを徹底的に抑えたクリーンで重厚な響きを実現しています。
またF502SPでは、さらに、内部空間を二つに仕切ったツインキャビティー・チューニングシステムを採用。
内部定在波の大幅な低減と、ポートチューニング周波数付近でのコーンエクスカーションの低減効果によってパワーハンドリング能力が強化されています。
そして、重量級のリジットな台座は、F702と同様のアルミニウムシャーシーとし、大型のフロアカップリングスパイクを装備。
揺るぎない重低音とステレオイメージングの再現力を高めています。

■ 仕 様 ■
  • 形式:2.5way フロアスタンディング、ダウンファイアーリング・ポート、w/ BassTrax Tractrix ディフューザー、ツインキャビティ・ローディングシステム
  • 推奨アンプ出力 (Watt RMS):30〜200
  • 許容入力 (連続、W RMS):100
  • 感度 (2.83 Volt @ 1m):92dB
  • インピーダンス(Nominal):8Ω
  • 周波数特性 (-6dB typical in room):30Hz〜34kHz
  • ユニット構成:1×200mm IsoFlare ポイントソース・ドライバー
    (マルチファイバー・コーン w/FyneFluteサラウンド・ベース/ミッド + 25mm マグネシウムドーム・コンプレッション・トゥイーター) 1 x 200mmマルチファイバー・コーン w/FyneFlute サラウンド・ベースドライバー
  • クロスオーバー周波数:250Hz and 1.7kHz
  • クロスオーバースロープ:2nd order low pass、1st order high pass
  • ターミナル:Bi-wired対応バインディングポスト
  • 外形寸法 (HxWxD):1110×338×380mm
  • 質量(1本当り) :30.4kg