在庫状況:在庫僅少/1970年04月 発売/◆現在も第一線で活躍する40年以上の歴史を誇る超ロングセラーの定番カートリッジ◆1965年にFM放送局用にNHKと共同開発された原型モデルを一般向け製品として1970年に発売/[DL103]
DL103
1970年04月 発売「担当者のコメント」 |
★いざレコードを聴こうと思っても、あまりにも長期間聴いていなかったため、お持ちのカートリッジの過去の使用時間や摩耗の程度が分からなくなってしまって、そのコンディション状態が心配で、「この際交換しよう」とお考えになったことはないでしょうか? でもその前に、お持ちのカートリッジのコンディションの確認をお願いします。 (1)カートリッジの保存状態はどうでしたか。 (2)使用時間はのべ何時間位ですか。 (3)針先のクリーニングはされていますか。 カートリッジは条件さえ良ければ、案外長持ちするものなのです。そこで、ご提案です。 今お使いのMCカートリッジがお気に入りで「これしかない」とお考えの方で、保存状態や使用時間が心配な方は、針交換(本体交換)をお勧めします。なお、MMカートリッジは保存状態が良くなければボディ内部が劣化している可能性もありますので、交換針のご購入は、クリーニング等をされた上で、ご自身でのご判断をお願いします。 お持ちのカートリッジがまだまだ使えそうだと判断された方には、新たなカートリッジのご購入をお勧めします。勿論それは針交換の価格と同程度の出費という想定です。その理由は、カートリッジ交換の楽しさ・その魅力を多くの方に知っていただきたいと思うからです。今お持ちのカートリッジでは出ないサウンドが、新しいカートリッジから得られるかも知れません。 本カートリッジはJoshin-webがお勧めするお手頃カートリッジのひとつです。ぜひチャレンジしてみて下さい。 さらに詳しくは、ハイエンドオーディオスタッフコラムまで!
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◆現在も第一線で活躍する40年以上の歴史を誇る超ロングセラーの定番カートリッジ
◆1965年にFM放送局用にNHKと共同開発された原型モデルを一般向け製品として1970年に発売
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すぐれた音質が得られるMC型カートリッジNHKのFM放送をはじめ民放各局で広く活躍しているDL-103は、独立した2チャンネルムービングコイルにより、
再生帯域が広く、周波数特性が平担で左右の感度差が少ない高級カートリッジです。
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合理的な振動系振動系は、極細のピアノ線で支えているワンポイントサスペンション方式ですので、再生周波数帯全域にわたって振動の中心を明確にできます。
また針先とレコード音溝との摩擦により生じる有害な振動系の前後方向の動きがなく、安定した動作をし、歪の少ない優れた再生を実現しています。
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二重構造のカンチレバーカンチレバーは二重構造にすることによって分割振動がなく、軽量かつ堅牢になっています。
そのため、振動系の機械インピーダンスを全帯域にわたって小さくでき、適度のコンプライアンスとあいまってすぐれたトレース能力を発揮します。
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十字形アーマチュアとコイル(実用新案:登録番号 852547)
アーマチュアを十字形にすることによって、等価質量を減らすとともに、左右チャンネル信号用可動コイルを独立して対称に巻くことができるので、
振動時における動的バランスがよく左右チャンネルの感度差が少ないバランスのとれた特性が得られます。
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長寿命ソリッドダイヤ針DL-103の針先はソリッドダイヤを使用しておりますので、長時間にわたって摩耗が少なく安定した特性を維持します。
硬さにおいては、他に比類のないダイヤモンドでも、その結晶方向によって硬さが異り、カートリッジの針先として使用する場合、
カンチレバーへの取りつけ方によって摩耗時間に違いを生じてしまいます。
DL-103ではダイヤモンドの結晶方向に合わせて最も硬い部分が音みぞ壁に接触するように一本一本正確に取りつけられております。
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放送局仕様を満足する高信頼度カートリッジDL-103は厳しい規格を満足するよう1個1個丹念に調整されており、特性上にムラがありません。放送局用仕様を満足する高信頼度のカートリッジです。
■スペック■
- 出力電圧:0.3mV
- 再生周波数:20Hz〜45kHz
- 電気インピーダンス:40Ω
- 針先:16.5ミクロン丸針
- 針圧:2.5g±0.3
- コンプライアンス:5×10-6cm/dyne
- 質量:8.5g