在庫状況:在庫僅少/2025年04月 発売/※本製品にレコード盤や電池は付属しません。※セラミックカートリッジとMMカートリッジを交換するには、基本的なはんだ付けの技術が必要です。◆(音で遊ぶ)楽しさを凝縮した、全く新しいポータブル・レコードプレーヤー◆コルグのデジタル・プロセッシング技術によるユニークなデジタル・エフェクト◆オーディオ・ルーパーを搭載。一台で多彩な音楽表現が可能/[HANDYTRAXXPLAY]
HANDYTRAXXPLAY
2025年04月 発売「音で遊ぶ」楽しさを凝縮した、全く新しいポータブル・レコードプレーヤー。
どこでも気軽にレコードを聴くことができる、オールインワンタイプのポータブル・レコードプレーヤーを世界に広めた、Vestax Handy Trax。その特別な存在は、ストリートでDJプレイ&スクラッチを楽しみスキルを競い合う、“Portablism(ポータブリズム)”カルチャーの発展にも寄与しました。
コルグはこの象徴的なターンテーブルを、“handytraxx play”として正式にアップデート。
Vestax元社長でありオリジナルのHandy Traxに携わった中間俊秀氏との共同開発により実現しました。
handytraxx playは、オリジナルのエッセンスを保ちながら、エキサイティングな新機能の数々を導入しています。
最先端のデジタル・エフェクト、オーディオ・ルーパー、ポータブルでありながら通常のレコードプレーヤーの枠を超えた、クリエイティブでユニークな機能を搭載。
物理メディアならではのレコードを、ただ再生して聴くだけではなく「演奏する」楽しさを提供します。
カジュアルなレコード愛好家にも、ハードコアな「ポータブリスト」にも、「音で遊ぶ」特別な体験を。・中間俊秀さんに敬意を表して
コルグはオリジナルのHandy Traxに敬意を払いつつ、独自のデジタル・プロセッシング技術やオーディオ関連技術を活かして、これまでにないレコードプレーヤーを世に送り出すべく、オリジナルの開発者・中間俊秀氏と緊密に連携し、handytraxx playを共同開発しました。
惜しくも開発途中だった2023年6月10日に中間氏は急逝されましたが、氏の情熱と哲学を受け継ぎ、いま世界中の音楽愛好家にhandytraxx playをお届けします。
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スクラッチに最適化されたフェーダー中間俊秀氏監修による、ポータブルながらスクラッチに最適化されたフェーダーを搭載。
限界まで詰められたカットラグ、ブレのないスムーズな動きは、スクラッチ・ビギナーにとっても、熟練の“Portablist”にとっても、触っていて楽しい抜群の切れ味です。
クロスフェーダーのチャンネルを入れ替えるリバース・モードでリバース・スクラッチにも対応。
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ユニークなデジタル・エフェクトコルグのデジタル・プロセッシング技術は、handytraxx playに強力なエフェクトをもたらし、その創造的な可能性を高めます
・3種類のフィルター
3つのフィルターを搭載し、それぞれサウンドをダイナミックにコントロールできるように設計されています。
DJフィルターはローパス/ハイパスをシームレスにブレンドし、自分好みの味付けを足したり、自由に展開を加えたりすることができます。
EQ&アイソレーターは低音域を強化し、深みとインパクトのあるトーンを実現します。
そして、モジュレーションを備えたピーキング・ワウ・フィルターは、ユニークで表現力豊かなタッチを追加し、大胆で実験的なサウンドや微妙なニュアンスのエフェクトをリアルタイムで形作ることができます。
・ディレイ
フィルターに加えて、handytraxx playには創造的な可能性を広げるディレイ・エフェクトが内蔵されています。
スペーシーな空間作りから金属的で強烈なサウンドまで、縦フェーダーを上下することで直感的にコントロール可能。
ボタン操作で好きなタイミングだけにディレイエフェクトを入れ込んだり、縦フェーダーでレベルをコントロールしたりすることで、一連のDJプレイの中でごく自然にディレイ操作に没入できます。
スクラッチ・サウンドにディレイをかけたり、またルーパーと合わせて使うことで、ディレイでブレイクを作ってからカットイン・ミックスをしたりすることも可能です。
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オーディオ・ルーパーを搭載。一台で多彩な音楽表現が可能録音したフレーズをループさせる、速度可変スイッチ付きのルーパーを搭載。
レコードの音源をライブ・ルーピングさせることにより、史上初となる「プレーヤー1台でのDJミックス」が可能になりました。
ループさせたビートの上でスクラッチを重ねたり、ループ再生している間にレコードを交換して繋げたり、好みの音を録音してサンプラーのように使ったりするなど、楽しみ方は無限大。
また、速度可変スイッチでは、DJプレイの定番であるレコードプレーヤーの速度変化を忠実に再現しており、33回転から45回転、または45回転から33回転への切り替えと同様の速度変化率で、直感的にルーパーの再生速度を調整できます。
ループレコーディングした音にさらに音を重ねていくこともできます。
例えば、速度可変スイッチを使って好みの速度でビートループを再生し、その上にスクラッチ・サウンドを重ねて録音することが可能です。
handytraxx playのルーパーは音楽表現の新たな可能性を提供します。
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精密なクラフトマンシップhandytraxx playのすべてのコンポーネントは、優れたパフォーマンスを実現するように作られています。
カスタム設計したトーンアームは、高いトレース性能を誇り、通常再生時はもちろん、スクラッチをした時にも針とびが起こりにくくなっています。
それだけでなく、レコードから手を離した時に最速で設定した速度に復帰できるよう調整を重ね、違和感のないビート・マッチングやミックスが可能になっています。
さらに、針とびを最小限に抑えられるよう、プラッターの機構を一から見直し、激しいスクラッチプレイでも安定した信頼性の高いパフォーマンスが可能になります。
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いつでも・どこでも究極の携帯性を追求して設計されたhandytraxx playは、付属のACアダプターまたは単三電池6本で駆動できるため、どこにでも音楽を持ち運べます。
最大2.5Wのスピーカーを搭載しており、完全なポータブル仕様ながら外部スピーカーに繋がなくとも、内蔵スピーカーだけでもパワフルな低音と音圧でレコードを楽しめます。
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柔軟なカスタマイズ性新開発のヘッドシェルにより、セラミックとMMの両方のカートリッジの両方に対応(※)。
スクラッチ・フェーダーを交換したり、右フェーダー用/左フェーダー用にコントロールパネルの向きの変更が可能となっており、あらゆるプレイに柔軟に対応します。
これらのカスタマイズ・オプションにより、handytraxxplayは真にパーソナルで多用途なツールとなり、レコードを使ってのDJプレイがより一層楽しくなるはずです。
(※)セラミックカートリッジとMMカートリッジを交換するには、基本的なはんだ付けの技術が必要です。■ 仕 様 ■
- 回転方式:ベルトドライブ(デジタル回転補正機能搭載)
- 駆動モーター:DCサーボモーター
- 回転数:33 1/3、45、78回転/分
- S/N比:>60dB(DIN-B)
- カートリッジ:ステレオ・セラミック・カートリッジ付属(MMにも対応)
- 最大入力レベル(AUX IN):2.5Vp
- 最大出力レベル
LINE OUT:2.3Vp、THD1%
PHONO OUT:300mV (1kHz 5cm/sec) - PHONOプリアンプゲイン
標準値:34.5dB
イコライザー特性:RIAA - ディジタル信号処理
A/D、 D/A:44.1 kHz@16-bit、stereo
Crossfader:44.1kHz、32-bit float、 stereo
Mix:44.1kHz、32-bit float、 stereo
Looper:44.1kHz、16-bit、stereo、最大録音時間約20秒
Filter:44.1kHz、32-bit float、 Stereo; type: OFF FILTER1 FILTER2 FILTER3
Delay:44.1 kHz 32-bit float stereo; feedback (0%-80%) time (1000 ms-10 ms) - 消費電力:2.35W
- 電源:ACアダプター(付属)、単3形電池(アルカリ乾電池、またはニッケル水素電池)×6本
- 電池寿命:約11時間(スピーカー:ON、MAIN VOLUMEノブ:中央、アルカリ乾電池使用時)
- 質量:2.3kg
- 外形寸法:370mm×286mm×89mm(カバー、突起部を含む)
- 同梱品:ACアダプター、ACアダプター交換用プラグ(5種)、ダストカバー、スリップ・マット、スリップ・ シート、EPアダプター、クイック・スタート・ガイド