在庫状況:在庫あり/2015年11月 発売/◆本機と(AudioGate 4)だけで、DSDレコーディングを実現◆レコード・プレーヤーを直接接続できるフォノ入力端子を装備◆2.8224MHz、5.6448MHzのDSDファイルの(DSDネイティブ再生)に対応/[DSDAC10R]
DSDAC10R
2015年11月 発売「担当者のコメント」 |
★「DS-DAC-10R」は、KORGのDSシリーズとしては初めて、DSD録音機能を持つA/Dコンバーターが追加された、画期的な製品なのです。 オーディオインターフェイスとしては、シンプルなUSB-Btypeとアナログ2IN/2OUTという構成で、PCMは44.1kHz〜192kHz、DSDは2.8MHzと5.6MHzのそれぞれのサンプリングレートで、入力も出力もできます。RCAの入力端子はラインインはもちろん、PHONO入力にも対応しているので、レコードプレーヤーとも直結できるのが大きな特徴となっています。 音出しの瞬間、その鮮度の高さに仰け反りました。低域が深々と伸び、中高域の解像度は今まで経験したことのないレベルでした。従来機でも感じたプロ機器に通じるコルグらしい中低域の厚みはそのままに、上下への伸びやダイナミックレンジは別物と感じました。 正直、この「DS-DAC-10R」は期待以上の満足度を私に与えてくれました。ここには業務用で鍛え上げられたKORGと、専用ソフト「AudioGate 4」の完成度の高さに支えられたものがあると感じました。「DS-DAC-10R」のUSB-DACの決定版+A/Dコンバーター機能は大変お買い得で、PCオーディオの楽しみを更に広げてくれると思います。
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★ずっといい音で聴きたいから、DSDで録る
「ハイレゾ」という言葉が当たり前になり、USB DACなどのハードウェアが溢れる一方、そのハードで聴くための音楽ソースの不足について、どこも解決策を見いだせないでいます。
コルグの新たな提案は、厳しいプロの現場でも活躍するDSDレコーダー「MRシリーズ」や、ハイレゾ再生の定番ソフト「AudioGate」の開発で長年培った技術により、USB DACにプロ・クオリティのADコンバータを搭載し、DSDレコーディング・システムを実現。フォノ入力に対応し、アナログ・レコードのアーカイブにも最適です。 コルグは聴きたいソースがないのなら、自分で録ればいいと考えます。◆「DS-DAC-10R」と「AudioGate 4」だけで、DSDレコーディングを実現PCと本体をUSBケーブルで接続するだけ。DS-DACシリーズでおなじみ、最もシンプルな高音質再生システムに、新たに高音質録音機能が加わりました。
録音 / 再生ともに、DSDなら5.6MHz、2.8MHz、PCMなら最大192kHz/24bitのフォーマットに対応。これからは配信サイトからのリリースを待つだけでなく、お手持ちのソースをDSD録音し、いつでも好きなときにいい音で聴くことができます。
◆レコード・プレーヤーを直接接続できるフォノ入力端子を装備近年、デジタル音源にはない音の良さや、音楽を純粋に楽しむスタイルが見直され、アナログ・レコードが再び脚光を浴びています。一方で、そのレコード・コレクションを音楽データとして整理し、手軽に楽しみたいという要望も多く聞かれます。
本機には、お手持ちのレコード・プレーヤーを直接接続できるフォノ入力端子とグランド端子を装備。レコードをDSDによる高音質でそのままハイレゾ・データ化し、AudioGate上で曲を管理することも簡単。入力端子はカセット・デッキなどのLINEレベル入力にも対応しており、大切なコレクションのアーカイブに最適なシステムとなっています。
◆掛け録り / 後掛けが選択できるDSDフォノ・イコライザー本機では「AudioGate 4」に、イコライジング処理時の原音への影響を最小限に抑え、レコードのカッティング時に押し込まれたサウンドを余すところなく引き出す、DSDフォノ・イコライザーを内蔵。一般的なRIAA以外にも5種類のカーブへの対応を可能にし、録音時に掛け録りするだけでなく、そのまま入力 / 録音したレコード盤の原音に後掛けすることもできます。これまでは高級オーディオ機器でさえもなかなか引き出せなかったアナログ・レコードの真の実力に、最新の技術で迫ります。
※アナログ・レコードのカッティング・マシンは、音の周波数が低くなるにつれ溝の幅を広く刻むため、そのままだと針が正確にトレースできない、収録時間が減るなどの問題点があります。そのため、カッティングされたレコードは低域を減衰、高域を強調して記録されており、再生時に逆特性のカーブで補正します。この補正を行なうものが「フォノ・イコライザー」です。また、レコード・プレーヤーは出力レベルが一般的なオーディオ機器に比べて低いため、入力信号を増幅する必要があり、フォノ・イコライザーでその役割を兼ねている機器も多いですが、DS-DAC-10Rでは増幅はアナログ回路、イコライジングは(AudioGate 4による)デジタル信号処理へと振り分けています。
◆最高の音質を実現するため厳選されたパーツを使用ADコンバータには、1-BIT STUDIOレコーダーMR-2000Sと同じPCM4202(TI製)を採用。プロの現場でも多数使用させているレコーダーと同じクオリティにこだわりました。
フォノ アンプのプリ段回路にはOPA1662(TI製)、薄膜高分子積層コンデンサ(PMLCAP®/Rubycon製)などの高性能パーツを使用し、フォノ・カートリッジの性能をフルに活かします。
また、DAコンバータは、MR-2000SやDS-DACシリーズと同じCS4398(Cirrus Logic製)をセレクト。DS-DAC-10Rも「音に色をつけず、原音を忠実に再現する」ことをモットーとする、コルグの音を継承するものとなっています。
◆2.8224MHz、5.6448MHzのDSDファイルの「DSDネイティブ再生」に対応コルグはDSDの音質の高さ / 良さに早くから着目し、MRシリーズのレコーダーの録音フォーマットにDSDを採用して、高い評価を得てきました。そのため、大手音楽配信サイトからDSDコンテンツの多くは、MRシリーズでDSD化されたものです。
そのDSDデータが持つクオリティを最大限に引き出す「DSDデータのDSDネイティブによる再生」によって、本機が配信DSDコンテンツを「最も忠実に再現する」と言っても過言ではないでしょう。
◆シンプルでスタイリッシュなデザイン本機はお手持ちのオーディオ・システムに加えて頂くことをイメージし、高級感のあるダイキャスト・ボディに、表面はヘッドホン・ボリューム / 端子だけのシンプルなデザイン。ボリューム・ノブ部に光るLEDは、再生フォーマット表示や録音中を示すインジケーターとして機能します。
また、リア・パネルの銅メッキ板や、金メッキの端子など、内部だけでなく目に見える部分にもこだわった高品質設計となっています。
◆iAudioGateと接続して再生が可能(iAudioGateには、フォノ・イコライザー機能は非搭載)iPhone用ハイレゾ音楽プレーヤー、iAudioGateと組み合わせて再生が可能。 PCよりももっと気軽に、思いついたときにiPhoneをつなげて、レコードのアーカイブの再生を楽しむことができます。 ※ Apple製の対応接続キット / アダプターを使用し、電源付きUSBハブによる電源供給が必要です。
■ 仕 様 ■
【オーディオ・インターフェイス】
- チャンネル数: 2チャンネル
- 入力フォーマット(USB)
・DSD:2.8224MHz / 5.6448MHz、1bit
・PCM:44.1kHz / 48kHz / 88.2kHz / 96kHz / 176.4kHz / 192kHz、16bit / 24bit
- ホスト・インターフェイス: USB2.0(ハイ・スピード)
- オーディオ・ドライバー: ASIO2.1、WDM、Core Audio
【一般】
- インジケーター: リングLEDインジケーター(サンプリング周波数とREC状態を色で表示)
- 電源: USBバス・パワー(5V 500mA)
- 消費電力: 最大2.5W
- 外形寸法: (W)155 x (D)184 x (H)49 mm(突起部含む)
- 質量 1.1kg
【主要規格】
- 周波数特性 10Hz〜20kHz ±1dB(fs=44.1kHz / 48kHz、10Hz〜40kHz ±1dB
- S/N 105dB(TYP.)20Hz〜20kHz、IHF-A
- THD+N: 0.005%(TYP.)20Hz〜20kHz
【LINE OUT L/R】
- 形状: RCAピンジャック(不平衡)
- 負荷インピーダンス: 10kΩ以上
- 規定 / 最大レベル: -6dBV / +6dBV
【PHONES】
- 形状: φ6.3mmステレオ・フォーン・ジャック
- 負荷インピーダンス: 16Ω以上
- 最大出力: 70mW+70mW@32Ω
【LINE IN、PHONO L/R】
- 形状: RCAピンジャック
- 入力インピーダンス: 47KΩ(LINE)/ 50KΩ(PHONO)
- 規定レベル: -6dBV(LINE)/ 5mVrms(PHONO)
- 最大レベル: +6dBV(LINE)/ 100mVrms(PHONO)
【USB(デバイス)】
- 形状: タイプB
※付属品: USBケーブル