![]() | ●主に下記の状態をチュ―ンナップの事前にチェックします。 【 滑走面のチェック箇所】 エッジと滑走面の高さの差、凸凹。滑走面の酸化やケバ立ちの状態。 【エッジのチェック箇所】 エッジのさびの度合い・エッジの摩耗、カケなどのダメージ |
---|
2 粗研磨(サンディング)
![]() | ●滑走面のトップからテールまで均等に研磨し、ダメージのある古い滑走面を取り除きます。古くなった表面を薄くスライスするイメージです。凹凸のあるソールはこの工程で、まずフラットに近づけます。またこの工程で比較的浅いすりキズ、線キズを取り除きます。熟練を要する重要な工程です。 |
---|
3 サイドエッジ研磨(角度調整指定)
![]() | ●エッジの側面の研磨工程です。錆を除去しエッジのキズ・カケを取り除き、摩耗によって丸くなったエッジを立て直します。錆びたエッジも大丈夫。もとの輝きを取り戻します。 「スタンダード/サイド89・ベース1コース」は<サイドエッジ89°ベースエッジ1°>に仕上げます。この角度はスキーを立てればしっかりと雪面をホールドし、スキーをねかせばスライドさせやすい、メリハリのあるエッジ角です。 |
---|
4 中仕上げ研磨(サンディング)
![]() | ●粗削りの次の段階。フラット研磨を重ねていきます。粗削りで生じたケバを取り除き、滑走面をよりフラットに近づけていきます。 |
---|
5 最終仕上げ研磨(サンディング)
![]() | ●サンディングの最終工程。この段階でケバは完全に取り除かれ、滑走面は再生されました。 このように、スキーはこの工程を含め3〜4段階の研磨ベルトを使用し、工程を重ねて完成度の高い滑走面に加工していきます。 |
---|
6 ストラクチャー加工
●2段階のストーングライディングを経て滑走面は完成します。
【高速グライディング】
研磨用砥石を高速回転で滑走面をグライディングし、より精度の高いフラットな滑走面に加工します。
【低速グライディング】
滑走面を鏡面上に磨き上げます。滑走面の最終仕上げです。鏡面に仕上げるとともに「ストラクチャー」(ベースマーク)を刻み込みます。滑走面と雪面に生じる雪の結晶や水分に抵抗をスムーズに排除する役割を果たし、滑走性能を向上させるのに欠かせない加工方法です。
スタンダードコースのストラクチャーは「ユニバーサルクロス」。湿雪から乾燥雪まで幅広く対応する万能ストラクチャーを刻み込みます。
![]() | ●当店では精度の高い日本製の「角柱ダイヤモンドドレッサー」を使用しています。深さや幅にムラのない正確なストラクチャーを刻み込むことができます。 |
---|
7 ベースエッジ研磨(角度調整 指定)
![]() | ●「プレチューンコース」はベース1°に仕上げます。この角度はスキーを立てればしっかりと雪面をホールドし、スキーをねかせばスライドさせやすい、メリハリのあるエッジ角です。 |
---|
![]() | ●エッジに残ったバリを丁寧に取り除くとともにエッジの鋭調整を行います。これによってトップからテールまで正確で均等なエッジの鋭調整が可能となります。エッジ防錆剤処理はこのタイミングで行います。 |
---|
9 WAX加工
![]() | ●WAXの仕上がり状態は2種類。【すぐに滑れる、スクレーピング→ブラッシング仕上げ】と【保管のためのベースワックス厚塗り仕上げ】。カートボタンの上のWAX仕上げ選択項目で選んでいただけます。 |
---|
![]() | ●Montana社「ワックスフューチャー」を導入しました。80度以下の赤外線の照射によってワクシングすると、従来のホットワックスをはるかに上回るワックスの浸透が得られます。 【ワックスフューチャーのメリット】 ・深く浸透したワックスは、長時間滑走性を維持します。 ・滑走性が落ちてきたら、上からホットワックスを補給すると再び長く滑走性を持続します。 ・アイロンでソールを焦がしてしまう心配がありません。 |
---|