骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折の病態理解とアプローチ 理学療法 高齢者 リハビリテーション ME276-S 全3巻

■解説:赤羽根 良和(さとう整形外科 理学療法士)
サンプル動画


収録内容

最新の知見から、骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折に対する運動療法の意義を考える!

一つひとつをじっくり学びたい方に!セミナーならではの丁寧な解説!

高齢者に多い骨折の一つである、骨粗鬆症性圧迫骨折。高齢化社会が進むにつれ、患者数は今後ますます増えていくものと予想されます。
このDVDでは、骨粗鬆症を原因とする脊椎圧迫骨折に焦点を当て、解剖学や病態から解説し、次にリハビリテーションの実際についてデモンストレーションを交えて解説します。

※本DVDは、2019年10月に行われたセミナーを収録したものです。

赤羽根先生からのメッセージ

圧迫骨折後のリハビリでは、骨癒合前と後では内容が異なります。
骨癒合前のリハビリでは、高齢者が対象なので身体機能の維持が重要となります。特に脊柱起立筋の強化は必須となります。
骨癒合後では、骨折を契機に後弯してくる脊柱姿勢に対し、いかに食い止めるかが重要となります。また、骨癒合がされたかは、圧迫骨折特有の理学所見で確認をします。
なお、リハビリの内容は前胸部を中心とした拘縮の改善や、各椎間関節の可動域改善が求められます。これらを適切に行うことで、脊柱の姿勢が保たれます。
この操作方法は、圧迫骨折後のみならず、他の疾患にも有効ですので、習得しておくと良いと思います。

ME276-1 圧迫骨折の基礎知識と病態理解(72分)

イントロダクション

圧迫骨折を理解するための解剖学

圧迫骨折の基礎知識

骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折の病態


ME276-2 骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折の運動療法(70分)

疼痛機序と特異的理学所見

運動療法
・早期運動療法について
・骨癒合に要する期間
・継時的変化
・椎体の圧潰進行抑止効果
・骨癒合に不利な生活姿勢・動作と対策
・運動療法の実際
・運動療法の効果判定


ME276-3 アプローチの実際(81分)

棘突起の確認・叩打痛テスト

骨癒合前のリハビリテーション

骨癒合後のリハビリテーション
・腰椎の可動性改善
・胸椎の可動性改善

まとめ


2020.1