仙腸関節の動きを触診で評価することは困難であることが報告されていますが、仙腸関節の機能評価は、一般的に触診で可動性の程度や位置異常などが評価され、それが仙腸関節障害の理学療法を難しくしている一因となっています。
このDVDでは、成田氏の臨床経験と最新の知見から見出した、仙腸関節へのシステマティックな評価とアプローチを解説します。
まず疼痛除去テストにより発痛部位を特定し、仙腸関節障害の病態分類(ニューテーション型、カウンターニューテーション型、不安定型)に基づき、機能評価によって腰痛増悪因子を特定、そして腰痛を増悪させる機能不全に対してアプローチするまでの流れをわかりやすく解説します。
■イントロダクション
■導入
■障害モデル(構造)と理学療法
■理学療法における評価の位置づけ
◎能力障害
◎検査・指標
■導入
<理学療法における基本評価> 〜ヒトの機能・構造〜
■バイタルサインと検査データ
■形態測定
■関節可動域測定
■筋力検査
■感覚と痛みの検査
■中枢神経系異常に関する検査