リアライン・トレーニング 蒲田和芳 理学療法 ME153-S 全3巻

■監修・解説・動作指導
蒲田 和芳
学術博士、理学療法士
広島国際大学リハビリテーション学科理学療法学専攻 准教授
株式会社GLAB代表取締役

■協力 株式会社GLAB、株式会社ドーム 東京ガールズ
サンプル動画


収録内容

今回は、「リアライン・コンセプト」を基にした、トレーニングをご紹介します。
※「リアライン・コンセプト」腰部・股関節編」はこちら
※「リアライン・コンセプト」下肢編はこちら

リアライン・コンセプトとは、僅かでも歪んだり本来の動きを失った関節を矯正し、理想の位置関係に戻すことを重視した治療法から誕生しました。速やかに効果が出て、その効果が長続きするように考えられており、関節疾患のリハビリで非常に効果的な方法です。元々は関節疾患の治療のために考案されたものですが、この概念はアスリートのトレーニングにも応用できます。

このDVDでは、アスリートが良いコンディションで復帰し、不調なく活動するために必要なトレーニングを、「下肢編」と「コア編」に分けてご紹介します。

リアライン・トレーニングでは、まずリアラインで関節の歪みを整えます。それにより正常で円滑な運動が出来るようになったら、リアラインの効果を持続させるために、スタビライズで筋肉を鍛え、最良の筋活動パターンを再学習します。スタビライズによって関節がより頑強なものとなり、正常な運動が維持できるようになったら、さらに関節への負担を減らし、高いパフォーマンスを発揮するために、コーディネートを行います。

是非、関節の歪みを根本から矯正する、リアライン・トレーニングをお試しください。


【第1巻】リアライン・トレーニング<下肢編>(60分)

ここでは、リアラインの概念と下肢のリアライン・トレーニングについて解説します。膝関節・足関節・足部、それぞれのユニットに対してリアライン及びスタビライズを行い、アライメントを正常にして、更には、その正常アライメントを保てるような動作パターンの獲得を目指します。

■リアライン・トレーニングの概要

<下肢編>
■総論

◎下肢に対するリアライン・トレーニングの構成

■膝関節・距腿関節
◎片脚立ち・片脚スクワット

◎Preparation(皮下脂肪リリース)

◎Leg press
 ・下腿内旋エクササイズ
 ・内旋抵抗運動
 ・内旋位レッグプレス

◎BSK
 ・装着
 ・Ankle tilt
 ・Hip tilt

◎Level 1
 ・Squat
 ・Wide base squat
 ・Side lunge
 ・Pelvic shift

◎Level 2
 ・Knee lift
 ・Wide base knee lift
 ・Side step
 ・Front back

◎Level 3
 ・Squat steps
 ・2 steps
 ・3 steps
 ・5 way steps

◎Level 4
 ・Quick squat
 ・Squat jump
 ・Quick lunge
 ・Lunge jump

◎Level 5
 ・Single landing
 ・Side landing
 ・Front landing
 ・Single leg landing

 ◎検証

■足関節(距骨下関節)
◎Preparation
 ・皮膚リリース
 ・カーフレイズ
 ・ウォーク

◎Level 1
 ・Pronation in standing
 ・Pronation in squatting
 ・Squat
 ・Wide base squat
 ・Pelvic shift

◎Level 2
 ・Knee lift
 ・Wide base knee lift
 ・Quick squat
 ・Squat jump
 ・Single landing

■足部
◎Preparation
 ・Knee swing test

◎足部リアライン
 ・楔状骨モビライゼーション
 ・立方骨拳上
 ・皮膚リリース
 ・組織間リリース

◎確認

◎靴装着



【第2巻】リアライン・トレーニング<コア編 PART1>(67分)

ここでは、リアラインの効果を引き出すために必要なリリースから、正常なアライメントを保ち体幹の運動をする、ローカル・リアライン及びローカル・スタビライズまでを解説します。また正常アライメントを保つための補助具としてリアライン・コアの使用法をご紹介します。

■総論

■ローカル・リアライン/ローカル・スタビライズ
◎頸椎
 ・トレーニングの構成
 ・頸部皮膚リリース
 ・チンインエクササイズ(背臥位)
 ・チンインエクササイズ(背臥位・負荷あり)
 ・ブリッジ

◎肩甲帯・上位胸郭
 ・トレーニングの構成
 ・皮膚リリース
 ・滑液包リリース
 ・チューブ
 ・ハイプーリー
 ・四つ這い位サイドレイズ

◎下位胸郭
 ・トレーニングの構成
 ・皮下脂肪リリース
 ・下後鋸筋エクササイズ(ツイスター)
 ・下後鋸筋エクササイズ(四つ這い位フロントレイズ)
 ・パピーエクステンション
 ・パピーリーチ

◎仙腸関節
 ・トレーニングの構成
 ・仙骨のアライメント
 ・リリース(皮下脂肪、大殿筋)
 ・ストレッチ(大殿筋滑走性)
 ・ストレッチ(ハムストリングス)
 ・RSLRエクササイズ
 ・両脚ブリッジ
 ・片脚ブリッジ
 ・ステップアップ

◎寛骨
 ・トレーニングの構成
 ・寛骨のアライメント
 ・大腿筋膜張筋・外側広筋リリース
 ・大腿筋膜張筋ストレッチ
 ・ストレッチ(腸腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋)
 ・口すぼめ呼吸
 ・横隔膜呼吸
 ・ニーリフト

◎恥骨結合
 ・トレーニングの構成
 ・開排可動域の左右差をみる
 ・ヒールプッシュ

■リアライン・コアを用いたローカル・リアライン/ローカル・スタビライズ
 ◎コア紹介

◎装着・脱装
 ・ラチェットを操作
 ・リアライン・コア装着のポイント
 ・骨盤ユニットの装着方法
 ・胸郭ユニットの装着方法
 ・脱装

◎ローカル・リアライン
 ・骨盤に対するリアライン
 ・胸郭に対するリアライン

◎グローバル・リアライン
 ・同時装着下でのリアライン

◎応用編
 ・CKC

◎ローカル・スタビライズ
 ・四つ這い位
 ・プランク
 ・骨盤回旋
 ・スイング
 ・投球



【第3巻】リアライン・トレーニング<コア編 PART2>(37分)

ここでは、体幹全体を1つのユニットとみなして、体幹全体のリアライン及びスタビライズを行います。さらに、上肢や下肢を連動させた体幹トレーニングを行い、理想の動作パターンを身に付けます。

■グローバル・リアライン
・胸郭ローリング
・コーン
・クレッセント
・ツイスター
・肩Z回旋
・頸椎回旋
・骨盤ローリング
・ワイパー
・フロッグキック
・バイク
・バタ足

■グローバル・スタビライズ
◎腹筋群
 ・起始による分類
 ・下部腹横筋エクササイズ
 ・骨盤ローリングエクササイズ
 ・胸郭ローリングエクササイズ
 ・エアーレッグプレス
 ・エアーバイク

◎背筋群
 ・ダイアゴナル・リフト
 ・バックアーチ
 ・背臥位プランク

◎腹圧
 ・ベリープレス
 ・体幹リズミック・スタビライゼーション

◎問題点
 ・フロントプランク
 ・サイドプランク
 ・腹斜筋トレーニング

■コーディネート
 ◎トレーニングの構成

◎歩行走行と呼吸
 ・胸郭回旋
 ・腕振り

◎回旋
 ・体幹回旋
 ・骨盤回旋

動作特異的コーディネーション・トレーニング
「個々の動作に必要な四肢と体幹のコーディネーションを高める神経・筋膜・筋を連動させるトレーニング」

◇動作指導◇
Travis Johnson
SYNERGY Performance共同経営者
Somatic Systems Corporation共同経営者
Kinetikos副社長

◎股関節伸展トレーニング
 ・両股関節伸展
 ・ステップアップ
 ・ステップアップ(負荷あり)

◎ランニング
 ・シングルアームプル(スプリットスタンス)
 ・シングルアームプル(ステップ)
 ・シングルアームプル(レッグバランス)
 ・シングルアームプッシュ(スプリットスタンス)
 ・シングルアームプッシュ(ステップ)
 ・シングルアームプッシュ(レッグバランス)

◎キック
 ・リバースチョップ(ボール)
 ・リバースチョップ(バンド)
 ・リバースチョップ(レッグスイング ・ボール)
 ・リバースチョップ(レッグスイング ・バンド)
 ・ハーネストランクローテーション
 ・バンドチョップ
 ・レッグスイング(ハーネス/バンド)

◎投球
 ・コッキングフェイズ(ダンブルプレス/トランクローテーション)
 ・アクセラレーションフェイズ(ピボット バンドプル/側方ランジ バンドプル/ピボット ハーネス)
 ・フォロースルーフェイズ(対側ハーネス)

◎ハンドスイング
 ・リバースチョップ
 ・プルプッシュピボット
 ・ピボットローテーション
 ・バンドチョップ


2014.7