日々接する子どもたちがみせる「こだわり」や「自傷」「他害」といった問題行動は、親や支援者を大いに悩ませるものでしょう。
そのすべてを説明できるものではないにしても、一つの視点として「基礎感覚」の発達のつまずきがあります。しかし、基礎感覚は子どもに関わる親や支援者が自分の体で実感するのが困難なものなので、その問題の所在が見えにくく解決できないまま育ってきていることが多いのです。
このDVDでは、「感覚統合」という分野から基礎感覚の発達について解説し、子どもたちがどこでどのようなつまずきを抱えているかを紐解いていきます。
そして、実際にどのようにして基礎感覚へアプローチしていくのかについて、実践例を交えて解説します。
■「健常児」の理解
・粒ぞろいの子どもの姿
・発達につまずきのある子どもの姿
・粒ぞろいでない子どもへの支援
■発達のつまずきの前ぶれ
・0〜2歳児たちの異変
・母子手帳から読み取れる特性
■広義での「発達障害児」の理解
・文部科学省の見解
・厚生労働省の見解
■木村流の「育てにくい子」のとらえ方
・カテゴリー理解とスペクトラム理解
・4つの発達の柱
■「発達障害児」の特性
・アスペルガー症候群
・注意欠陥/多動症(ADHD)
■まとめ
<基礎感覚(=初期感覚)の世界>
■基礎感覚とは
・基礎感覚を育てることの意味
・3つの基礎感覚
・基礎感覚を学んでいくためには
・身近な例
■感覚と運動の高次化理論
■感覚統合
<基礎感覚へのアプローチ>
■基礎感覚のつまずきから生じる状態像
・「覚醒レベル」のコントロール
・「愛着形成(アタッチメント)」のコントロール
・「自己刺激行動」
・「筋緊張」のコントロール
・「平衡感覚(前庭)系」の低反応
・「力の入れ加減」や「動作範囲」のコントロール
・「ボディーイメージ」の発達
・ボディーイメージの発達によってできること
■まとめ
<基礎感覚を用いたアプローチ実践例>
■触覚を用いた活動
・触覚防衛の改善
・目と手の協応活動
・触覚弁別
・手先の巧緻動作
■平衡感覚を用いた活動(上下揺れ系)
・姿勢の軸づくり(1)
・姿勢の軸づくり(2)/集中力アップ
・姿勢の軸づくり(3)
■平衡感覚を用いた活動(回転系)
・多動の改善/眼球運動の改善
■基礎感覚を総合的に用いた活動
・ボディーイメージづくり/適応力全般の発達
■肢体不自由児への応用例
・筋緊張亢進の改善
<実践力アップのために>
■発達的視点
■療育的視点
■実践の言語化
■実践家としての自己認知
■まとめ