楠本繁生の“状況判断を伴う”ハンドボール 全3巻 985-S

■指導・解説:楠本 繁生(大阪体育大学女子ハンドボール部 監督)

■実技協力 :大阪体育大学女子ハンドボール部




★楠本氏の言葉

「私の原点でもある2対2のメカニズムを落とし込み、相手と駆け引きができる選手の育成を目指しています。」


今作のテーマは、楠本氏が徹底的にこだわってきた「状況判断」。

2対2をベースにした2対1のつくり方から、「得点する確率の高い攻撃」を選択できるようになるためのトレーニングを紹介していただきました。

ひと言で「状況判断」と言っても何を指すのか曖昧になってしまいますが、実践していくと陥りやすいミス=指導ポイントが見えてきます。

それこそが楠本ハンドボールの“核”であり、こだわり続けている部分です。

勝ち続ける指導者はどこを見ているのか、「状況判断」の具体的な指導方法が示された今作を是非ご覧になってください!
楠本氏の視点

・ドリブルをしながら前の状況を確認できているか

・複数の選択肢を持ってプレーしているか

・シュートを最優先させているか

・ディフェンスを引きつけているか

・ポストと連携ができているか



DVDをご覧になった高校女子の指導者から感想をいただきました。

シンプルな数的有利の練習が繰り広げられているが、その中で指導を入れるポイントが参考になります。

例えば、「ディフェンスとの間の取り方や足の位置」、「オフ・ザ・ボールでのポストの動き方」、「ドリブルを止めらるタイミング」など、状況判断の材料となる細かい指導ポイントがたくさんあり、どのような視点で練習を行うか勉強になりました。

また2対2、3対3などの練習であっても、常にゲームを想定した「6人」の動きを意識させているところは非常に参考になります。

全てを教えているわけではなく、選手自身にも考えさせているのですが、細かい指導があるので、何をどう考えさせているのかよくわかります。



サンプル動画






収録内容




985-1 速攻局面での状況判断?
■左右の2対1
■左右の3対2
■左右の4対3


985-2  速攻局面での状況判断(2)
■2対2の連続(1) ■2対2の連続(1)
■2対2の連続(2)
■中央の4対3
■6対5


985-3 セットオフェンス時の状況判断
■セットオフェンスの2対2(解説)
■サイドと左45度の2対2
■左45度とサイドまたはセンターの2対2
■左45度とセンターの2対2
■ポストとセンターの2対2
■右45度とサイドまたはセンターの2対2
■サイドと右45度の2対2
■4対4
■左の3対3
■右の3対3


2017.4