
はじめの3on3は、エイトクロスの大前提ともいえる「ボールマンの1on1」と「オフボールのアウェイ」に着目して行われます。簡単なように思えて、様々な要素が絡んでくると見落としがちになってしまう事項です。当作品の全編にわたって共通する動きなので、林氏からも細かく指導が入っています。

エイトクロスを習得しても、その攻撃力ゆえ相手に対策をされることも予想されます。要所を抑えられ、シュートまで至らなかった場合のピック&ロール、またガードをマークされパスが入らない場合など、苦しい場面でも得点するためのアイデアを紹介します。
各項目については、林永甫氏の「相棒」山辺正幸氏がホワイトボードで丁寧に解説します。DVD「エイトクロス・オフェンスの構築」の反響もあり、質問を受けることも多くなったという山辺氏が、特に指導者がわかりづらいポイントを明快にしていきます。
Disc1収録内容
974-1 エイトクロスをつくるためのアプローチ

第1巻は、「エイトクロスの構築」方法を進化させるためのアプローチを紹介。アウェイまたはスクリーンを使い1on1やカッティングから得点を狙うという「エイトクロスをするための基礎」について、これまでの作品とは違った角度からドリルを展開します。
■3on3
ボールマンの1on1とオフボールでのアウェイ、2つのスキルが連動して展開することへの理解を深めます。
・正面の3on3
・サイドの3on3
・ポイント解説
■アウェイとドライブでの5on5
3on3を5on5にして、スクリーンを使わずにエイトクロスの動きへ近づけていきます。
・アウェイとドライブでの5on5
・ポイント解説
■4on4スクリーン&カット
エイトクロスの基礎となるスクリーンとカッティングを4on4から段階を追ってまとめていきます。
・4on4ビハインドスクリーン
・4on4インフロントカット
・4on4カットアウト
・4on4インフロントカット→ビハインドスクリーン
・4on4まとめ
・ポイント解説
(71分)
2017.12
Disc2収録内容
974-2 エイトクロスを活用するためのアプローチ

2巻では既にエイトクロスを使っているチームへ、それを1段階レベルアップさせるためのアプローチを展開します。攻撃がうまくいかなかった際のピック&ロールや、ガードが止められてしまった際の解決策など、得点力をより強固にしていくための戦い方を解説しています。
■エイトクロススクリーンプレー
ここからは実際に5on5でエイトクロスの動きに入ります。2on1をつくる上で必須の動きを解説します。
・アウェイスクリーン
・バックドア
・ポイント解説
■エイトクロスの応用
シュートまで展開できなかった場合や、ガードが止められた場合の攻撃を紹介します。
・ピック&ロール
・Gにパスを戻せない場合
・ポイント解説
■5on5総合練習
これまでのことを踏まえて、実際にエイトクロスの総合練習をします。細かく入る林氏の指導は必見です。
(72分)
2017.12