ゼロから始めるハンドボール 初心者 指導 練習 東俊介 937-S 全3巻

初めてハンドボールに触れる子たちに何から教えたらいいのか。悩んでいる監督、コーチは多いと思います。
ハンドボールのよさである「思い切り走って、跳んで、投げる」を大切にしながら、なおかつそれだけではないハンドボールの深みのある部分を伝えていけたら――そういった我々のリクエストに、元日本代表キャプテンの東俊介さんが答えてくれました。

東さんは「ハンドボールを知らない人に伝えるのが、本当の普及活動だ」とのポリシーのもと、初心者のための講習会を数多く行ってきました。子供から大人まで、ハンドボールをやったことのない人たちに動きを教えて、2時間後には全員で試合ができるレベルまで持っていくノウハウを持っています。初心者向けのメニューを組む際に、東さんはハンドボールに必要な要素を分解して「なぜ必要なのか」を考えたと言います。そして「運動ができる、できないは関係なく、みんなが楽しめるように」工夫しています。誰もがハンドボールを楽しめて、ハンドボールの全体像を理解できるためのノウハウを、惜しみなく提供してくれました。
今回のDVDはライブ形式で3枚組になっています。

「3枚組は多いよ」と思う方も多いかもしれません。でも、編集で削れるところがほとんどありませんでした。
東さんの指導にストーリー性があるので、全体を通して見てほしいのです。流れがあって、大事な部分がわかりやすいから、何度見直しても飽きません。
ライブ形式なので、東さんが練習でどういった声かけをしているかもよくわかります。

初心者指導の決定版とも言える本作には、ハンドボールを理解するための様々なヒントが盛り込まれています。
初心者のためだけでなく、監督、コーチが体系立ててハンドボールを整理するのにも役立つでしょう。



サンプル動画



【第1巻】ウォーミングアップ&パス



ただ体をほぐすだけでなく、ハンドボールに欠かせない状況判断力も養います。パスの基本動作を確認して、速くて正確なパスを投げられるようにします。

<収録内容>

■イントロダクション

■ウォーミングアップバリエーション
 ◎ナンバーコール
 ◎じゃんけんを活用したゲーム
 ◎ドリブルリレー
 ◎ドリブルカット
 ◎鬼ごっこ
 ◎パスゲーム
 ◎タッチハンドボール

■パス&キャッチ
 ◎キャッチの基本
 ◎キャッチの応用
 ◎パスの基本
 ◎3人1組のドリル
 ◎4人1組のドリル
 ◎長い距離のパス
 ◎ジャンプパス
 ◎まとめ





【第2巻】シュート&オフェンス



ポジションごとのシュートのコツだけでなく、シュートチャンスの作り方も紹介します。数的優位の状況で、味方を打たせるための考え方を整理しています。

<収録内容>


■イントロダクション

■シュート
 ◎ステップシュート
 ◎ジャンプシュート
 ◎パラレルパスからシュート
 ◎クロスパスからシュート

■ポジション別のトレーニング
 ◎サイドシュート
 ◎バックプレーヤーとDFを加えたサイドシュート
 ◎ポストシュート
 ◎バックプレーヤーとDFを加えたポストのトレーニング
 ◎バックプレーヤーのトレーニング

■ランニングパス
 ◎2人組DFなし
 ◎2対1
 ◎3対2
 ◎4対3
 ◎5対4
 ◎6対5




【第3巻】ディフェンス&6対6の攻防



前半ではGKを含めたディフェンスの基本をまとめました。後半ではセットオフェンスでの選択肢を論理的に解説し、最終的に6対6の考え方につなげます。ゲーム形式の練習も収録しました。

<収録内容>

■イントロダクション

■ディフェンス
 ◎押し相撲でコンタクトに慣れる
 ◎人ではなくボールを守る
 ◎オーソドックスなシステム(6:0)
 ◎オーソドックスなシステム(5:1)

■ゴールキーパー
 ◎構えの基本&コーナーのセービング
 ◎反応を早めるトレーニング
 ◎ポジショニングの基本

■セットオフェンスの攻防
 ◎3対2
 ◎4対3
 ◎4対4
 ◎6対6(6:0)
 ◎6対6(5:1)

■ゲームトレーニング
 ◎コンタクトへの恐怖心を和らげる
 ◎スペースへの走り込みを意識させる
 ◎積極的にコンタクトさせる
 ◎コンタクトさせないように攻める

★特典映像 ハンドソープボール

2016.8