倉敷中央高校「強豪陸上部」のつくりかた DVD 陸上 928-S 全1巻

岡山県倉敷市にある、いたって普通の公立高校。
選手たちのほとんどが近隣の中学校出身で、自宅から通学する普通の高校生。
それでも倉敷中央高校は、全国にその名を轟かす陸上の名門校となりました。

「変わったことはなにもしていませんよ」と言う森定監督、しかしそこには確かな基礎づくりと 部活の理想ともいえるチームづくりのモデルがありました。

DVDでは短距離種目の練習メニューを中心に、同校の練習法を余すことなく紹介しています。
中学校、高校の部活動を指導する先生方には、大いに参考になる1本となるはずです。

■指導/監督 森定照広(岡山県立倉敷中央高等学校 陸上競技部監督)
■実技協力  岡山県立倉敷中央高等学校 陸上競技部









★高校陸上界きっての新鋭校が見せる「ルーティンワーク」とは!?

★短距離、リレー、投てき、跳躍・・・あらゆる種目で結果を残してきた秘訣がここに!



イントロダクション


ブラジル体操

ウォーミングアップとしての目的はもちろん、リズムを感じながら動きづくりの側面も強い種目となります。
整列して声やフォームを合わせながら全員で行うことで、自然と動きやリズムが整ってきます。


ウォーミングアップ

ラグビーパスは4人一組で行い、走る際の重心のコントロールを身につけていきます。
声を出しながら行うことで、リレーのバトンパスにもつながる練習ができます。
メディシンボールアップは、すべての種目で重要な瞬発的な動きを想定して行います。


◎メディシンボールを使ったラグビーパス
◎メディシンボールアップ



マーク走

足の振り出しを意識しつつ、マークの幅を変えながらスピードのなかでの動きをつくります。
足を前に振り出す、しっかりと地面を踏んで反力をもらうという森定監督の考え方を習得するためのドリルです。


◎森定流・スプリントの考え方
◎インターバル4足長
◎インターバル5足長
◎インターバル7足長



ハードルドリル

小学生用のハードルを使って、競争をしながら走りの基礎を身につけていきます。
跳躍選手の踏切動作、投てき選手の助走など、専門外の選手たちにも効果があるような工夫を凝らしています。


◎インターバル7.5m
◎インターバル7.5m(15mを挟む



リレー

「誰がやっても簡単にできる」ということをテーマに、全員が取り組む練習の内容となっています。
エースに引っ張られることで、ほかの選手の底上げにもつながるような方法を取っています。


◎バトンジョグ(ウォーク)
◎10m+4mのバトン練習
◎バトン流し
◎スピードバトン
◎森定流・リレーの考え方



サーキットトレーニング

倉敷中央高校では朝練で行われている、約40分・18種目のサーキットです。
同じくらいのレベルの選手がペアとなり、ときには競争をしながら行うことでモチベーションを高めていきます。



補強

ここではサーキットでも行っているロープ、V字ボードの種目を詳細に解説しています。
また、鉄棒での補強では全身を使った、様々なパターンの補強を紹介しています。


◎ロープ昇り
◎V字ボード
◎鉄棒



陸上部としての取り組み(解説)



84分(2016.5)