松江北高校・清水禎宏監督の「Eco-Sprint」 DVD 陸上 922-S 全2巻
「重心を追いかける」「軸を整えて反力をもらう」「前傾をうまく利用する」
スプリントの大きなテーマである「効率のいい走り」を手に入れるためには、いくつかのコツがあります。
そのなかでも特に大切なのが“重心”と“軸”というふたつのポイントです。
軸をきちんと保ち、自分の重心を追いかけるように走ることで、無駄な力を使わない効率的なフォームができるのです。 こうした理論と、それを習得するためのドリルをこの作品では紹介していきます。
無駄のない足の運び、正しい接地ポイントを覚える『ミニハードル』
ケガをしない体づくり、スプリントの基礎づくりのための『サーキット』
本編では、まず清水監督のスプリントに関する考え方を披露し、続いて豊富なミニハードルドリル、松江北高校オリジナルのサーキットを紹介しています。
特徴的なのは省スペース、省時間でできるということ。公立の進学校で気候的にも恵まれない地域でもここまでできる、そんな様子を参考にしてみてください。
■指導・解説:清水 禎宏(島根県立松江北高等学校陸上競技部 監督)
■実技協力:島根県立松江北高等学校陸上競技部
【第1巻】スプリント理論解説とミニハードルドリル
(56分)
イントロダクション
スプリントトレーニングの全体像
重心と軸
◎姿勢と重心
◎その場ジャンプ
◎その場もも上げ
◎ハードル連続ジャンプ
ここだけはおさえたい『Point10』
スプリントドリルについて
ミニハードルドリル
◎1.5m 2歩接地
◎1.5m 1歩接地
◎3m 3歩接地
◎3m 2歩接地
◎4.5m 3歩接地
◎5.5m/5.0m
◎往路3m/復路1m
◎往路3m 2歩接地/復路1.5m 1歩接地
◎加速ドリル
スタートの基本姿勢
Eco-Sprintの考え方
【第2巻】 省スペースでできる「北高サーキット」(29分)
1人で行うサーキット (20種目)
2人組で行うサーキット (20種目)
メディシンボールを使ったサーキット (16種目)
シャフトを使ったサーキット (9種目)
清水 禎宏1959年福岡県出身。筑波大学卒業後、島根県の教員として採用される。選手としては100mが専門で、日本選手権の連覇や、当時の日本記録(10秒40)を樹立するなど活躍した。指導者としても多くの全国上位者を育成。豊富な経験と確かな理論に基づいた指導には定評がある。日本陸連強化委員会強化育成部副部長。
85分(2016.2)