ミスが起きる原因は大きく2つに分けられます。
ひとつは技術不足。これはレシーブやサーブ、スパイクなど、単純に技術練習をすることで補うことができます。
もうひとつは連係や判断のズレです。ボールが落ちるところに誰もいない、判断が遅れてしまうなど、試合ではこちらの方が多く失点に絡んできます。
こちらは技術練習をいくらしても、決して上達するものではありません。実戦のなかでしか、培えない能力なのです。
このDVDでは、そんな『実戦力』を身につけるための練習パターンを紹介しています。ウォーミングアップから始まり、最終的には試合に近い形になりますが、すべてにおいてネットを挟んで行います。様々なルールや条件を設定することで、自然と必要なスキルや判断力を身につけられるようなつくりになっています。
「勝てるチーム」と「上手いチーム」は似て非なるもの。格上に勝てる、接戦に強いチームというのは確かな実戦力を持っています。伸び悩むチームの起爆剤、新チームの活性化として、ぜひご活用ください!
892-1 ゲームに強くなるためのルーティーンドリル(86分)
どこでもやっている対人パスも、ネットを挟んで行うことでゲームに必要な要素が加わってきます。そこに様々なルールや条件を設け、よりゲームライクに近づけていきます。技術の「型」にとらわれることなく、本当に実戦で役に立つスキルが身につけることを狙います。
■イントロダクション
★ウォーミングアップをしながら「実戦力」を身につけるキャッチボールとは?
■1vs1(1)
・エンドラインキャッチボール
★中学高校の女子選手が最も苦手なスキル「スパイク」をルーティーンに落とし込む!
■1vs1(2)
・アタックラインからスパイク
・6m付近からスパイク
★スパイク、レシーブ、パスが同時に上達し、ネットの感覚まで身につくP-S-Hドリルとは?
■1vs1(3)
・エンドラインからサーブ
・エンドラインからサーブ(発展)
・連続P-S-Hドリル
★狭い範囲でもできる、ゲーム感覚を劇的に改善する方法を公開!
■2vs2(1)
・ボード解説
・縦の2vs2(ノーブロック)
・縦の2vs2(ブロック/正面)
・縦の2vs2(ブロック/コース限定)
★ゲームに必須の能力「判断力」と「切り替え」を養うための練習法とは?
■2vs2(2)
・ボード解説
・横の2vs2
■「走り」とは?■スティックドリル(1) ・ポイント
・ウォーキング
■スティックドリル(2) ・ポイント
・切り返し
■スティックドリル(3) ・ポイント
・連続腿降ろし
■ウォーク&ジョグ ・ポイント
・ウォーク&ジョグ
■スティック走 ・ポイント
・スティック走
■ハードルドリル ・ポイント
・ハードルドリル
892-2 「オフ・ザ・ボール」の“動きと判断力”を育てる(84分)
条件やルールを変えながら、守りの動きと判断力を養います。ボールを落とさないためには、ボールを扱っていない選手「オフ・ザ・ボール」の動きが重要です。
“この条件ならどのように動けばいいのか”ということを、ゲームのなかで選手が感じ取れるような練習になっています。
■イントロダクション
★どんな条件下でも、きっちりとレシーブが上がるようになる「実戦的練習」を公開!
■バックコートを守る(1)
・ボード解説
・3vs3(ノーマル)
・3vs3(一人1回)
・3vs3(2回目で返球)
★瞬時の判断を養う方法、全員がセッターを行う練習、クイックをさばくために必要なこととは!?
■バックコートを守る(2)
・4vs4(ノーマル)
・4vs4(ローテーション)
・4vs4(ブロック)
・5vs5
★役割分担をはっきりとさせるための約束事、人の動き方を徹底解説!
■フロントコートを守る(1)
・ボード解説
・4vs4(ノーマル)
★ボールに触れていない選手がどう動けばボールが落ちないか?フォローと判断を磨く!
■フロントコートを守る(2)
・4vs4(セッター追加)
・4vs4(ライト強打OK)
2015.5