基本と基本を重ね合わせた「フリーランスオフェンス」 バスケットボール 849-S 全3巻

■指導・解説:佐藤 久夫(明成高等学校男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:明成高等学校男子バスケットボール部


★バスケットは“タヌキとキツネのだまし合い”。
 相手を出し抜く、籠久オフェンスの最新版!

★“リングを攻める”なかでの基本の積み重ねが、攻撃に多彩な『色』を与える!

★「全員でリングを攻める」
 「チェンジオブペースを知る者はゲームを制する」
 「互いに声をかけ合ってアシストする」
全3巻セット購入者限定!
明成高校の日常練習を収録した『4巻目』DVDをプレゼント!


 【特典映像・明成高校オフェンスルーティーン】(39分)
 ■5対5プレスダウン/速攻
  *インアウトインでミドルとミドルをつなぐ  *アウトレットパス
  *インフロントからのハンドオフ  *フリーランス
 ■ドリル
  ・レイアップ  ・シミュレーション
  ・リバウンド  ・ハンドリング  ・ピボット
 ■選手紹介(2014年2月時点の1年生11名)

本商品で佐藤久夫監督が目指したこととは!?
『基本と基本を重ね合わせた「フリーランスオフェンス」』ができるまでインタビューを下部に掲載!
このDVDにこめられた佐藤久夫先生の思いをぜひご覧ください!



インタビュー
明成高校・佐藤久夫監督が語る!
基本と基本を重ね合わせた「フリーランスオフェンス」 ができるまで

選手の判断を生かした攻撃が理想

 40年以上のバスケット指導のなかで絶えず考えてきたのは、いかに選手たちが判断のなかで適切なオフェンスができるかということです。「こうだ!」と、型にはめることは簡単ですが、それでは簡単に対策をとられてしまう。あらゆるディフェンスに対応するためには、個人のスキルに加え、選手自らが考えて判断することが必要だと考えたのです。
 そしてここに至って、まだまだ未完成ではありますが、次のような指導法を見出すことができました。
  (1)コート上のプレイが成り立つ「特性」を理解させる
  (2)オフェンスポジションにおける効果的なプレイの方法
  (3)適切なプレイを生み出すため、味方同士で意思疎通を図る
  (4)その場に応じたコンビネーションプレーをいかに理解させるか

これらすべてに共通しているのが、常日頃から指摘されているであろう「基本」の要素であるということです。

オフェンスの「本質」を追求する

 私は今回の作品のなかで、「忘れられている基本」の追求・表現をしたいと考えました。バスケットのオフェンスというのは“リングを攻める”という考えがベースにならなくてはいけません。昨今では複雑なフォーメーションばかりに焦点が当たり、本質が抜け落ちてしまうケースが散見されます。やはりバスケットはリングにボールを入れてこそ。そこからひも解くように練習に落とし込んだのが、今回紹介した練習メニューなのです。
 ここでは「インアウトイン」の徹底した考え方と、「チェンジオブペース」や「チェンジオブディレクション」を駆使した、フリーランスオフェンスの指導を紹介しています。ここ数年、わがチームでもこの方法で効果的なオフェンスが展開できています。2013年のウィンターカップ優勝は、フリーランスオフェンスが基盤となって、ゲームコントロールをすることができました。「基本と基本の積み重ね」が組織的な攻撃をつくっていくことを、結果として証明できたと思っています。

年代・性別を問わない基本の徹底

 1巻目と2巻目ではフリーランスオフェンスをつくるための、最も大切な基本事項を解説しています。インアウトイン、チェンジオブペース、チェンジオブディレクションなどの理論と実践の仕方を、徹底的に選手に落とし込んでいます。3巻目はそれらを集約し、いかにフリーランスオフェンスを5対5で展開していくかを解説しています。(特典となる)4巻目では、指導ポイントや指導手順などをテロップにおいて明快に説明しています。どのような形で練習を行っているかなど、参考にしていただければと思います。
ここで行っていることは、ミニバスケットや中学生でもできる内容ですし、年齢男女を問わず取り組めるものとなっています。基本的なプレイの徹底ですから、場合によっては大学や社会人の選手にも有効です。身体的なハンデを乗り越えるための方法、選手の判断力を養成する指導など、すべてのバスケットマン、指導者の参考になるはずです。

サンプル動画



Disc1収録内容


849-1 個人技強化の基本 〜インアウトを考える〜

■イントロダクション

■インアウトプレイ
 ペイントエリア内でのプレイ(1)
 *ポジションの取り方/ボールの受け方
 *ピボットプレイ

■インアウトプレイ
 ペイントエリア内でのプレイ(2)
 *低身長者のピボットプレイ
 *アウトサイドのピボットプレイ

■ドリブルドライブ
 *縦に揺さぶるインアウト
 *横に揺さぶるインアウト

■ボールのポジション移動
 *ペイント内にボールを進める目的
 *Fポジションからインアウトプレイを作るパスアングル

(63分)
2014.12

Disc2収録内容


849-2 チェンジオブペース・ディレクションから「合わせ」へ

■イントロダクション

■チェンジオブペースとチェンジオブディレクション
 個人技の強化を図るドリブルドライブプレイ

■チェンジオブペースとチェンジオブディレクション
 連係プレイのパスワーク

■視野外のプレイヤーを使う合わせプレイ
 (2対1)

■連係プレイのパスワークにおけるボールさばき
 (2対2から2対1をつくる)

■視野外のプレイヤーの使う合わせ所
 状況判断からのボールさばき
 (2対2から3対2をつくる)

■連係プレイのパスワークにおける
 ボールさばきと合わせる所
 (3対3)

(68分)
2014.12

Disc3収録内容


849-3 基本を生かした実戦的フリーランスオフェンス

■イントロダクション

■ポジションエリアにおけるプレイの考え方(マンツーマン)

■ポジションエリアにおけるプレイの考え方(マンツーマン)
 ドライブプレイ後の動き

■ポジションエリアにおけるプレイの考え方(マンツーマン)
 Cプレイヤーはプリメーターでのガード

■ポジションエリアにおけるプレイの考え方(ゾーン)
 オーバーナンバー(アウトナンバー)

(58分)
2014.12