フリーオフェンス戦術を極める ハンドボール トヨタ車体 酒巻清治 全2巻 833-S

ハンドボールで一番難しいのが、6対6のセットオフェンス。
感覚で「なんとなく」わかっていても、順序立てて説明できる指導者はなかなかいません。
1対1や2対2をどのように6対6につなげていくのか。同じ「きっかけ」の動きからスタートして、どのように発展させていけばいいのか。指導者だけでなく、選手たちも疑問を抱いている部分です。

このDVDでは、日本代表監督を務めたこともあるトヨタ車体の酒巻清治監督が、セットオフェンスの組み立て方を詳しく説明しています。

組み立て方を理解すれば、100個以上のフォーメーションを暗記する必要はありません。ひとつの「きっかけ」の動きからアイデアを膨らませて、相手の出方に応じて変えていけばいいのです。あとは状況判断や位置取りさえ間違えなければ、エンドレスに攻め続けることも可能です。

セットオフェンスを「考える力」は、今の日本人に一番欠けているところです。しかし考え方がわかれば、劇的に変化できる部分でもあります。世界のトップチームが使っている動きなども盛り込んでいます。世界で通用する考え方を知りたい方は、是非ともこのDVDをご覧ください。
サンプル動画







833-1 攻撃のセオリー & 「 きっかけ 」 のバリエーション



まずセットオフェンスを成立させるために必要な1対1のスキルから始めて、2対2、3対3のパターンを整理します。

 ■イントロダクション

 ■1対1の基本
  ◎パススピード
  ◎位置取り
  ◎もらう前の動き
  ◎フェイント
  ◎シュートの3原則
  ◎少ない歩数・短い時間でシュート

 ■2対2の基本(攻撃のセオリー)
  ◎パラレルの基本
  ◎クロスの基本
  ◎縦の2対2

 ■3対3の基本(「きっかけ」のバリエーション)
  ◎パラレル
   ・ワイド
   ・サイドを空ける
   ・ボールなしでフェイント
  ◎センタークロス
  ◎バッククロス
  ◎バックセンタークロス
  ◎ユーゴ
  ◎バックプレーヤーのボールのもらい方
  ◎攻防練習
  ◎ポストありの3対3


(53分)
833-2 バリエーションの増やし方



第一巻で紹介したそれぞれの要素をかけ合わせて、セットオフェンスの動きを無限に作り出していきます。

 ■イントロダクション

 ■6対6の考え方(「きっかけ」からの発展)
  ◎6対6で見る「きっかけ」のバリエーション
   ・パラレル
   ・センタークロス
   ・バッククロス
   ・バックセンタークロス
   ・ユーゴ
  ◎ラインプレーヤーの位置を変える
  ◎右から始めるか 左から始めるか
  ◎切る動き
   ・サイドプレーヤー
   ・バックプレーヤー
   ・センタープレーヤー

 ■同じ「きっかけ」で攻める(センター&ライン)
  ・6:0DF
  ・3:2:1DF
  ・5:1DF
  ・4:2DF

 ■DF隊形に応じた6対6の実例集
  ◎6:0DF
   ・バックサイドクロス
   ・サイドユーゴ
   ・サイドユーゴ(ワイド)
   ・2対2の外を攻める
   ・センター&ライン⇒左サイドの回り込み
   ・センター&ライン⇒左サイド切りから戻る
  ◎3:2:1DF
   ・切る動き(基本パターン)
   ・切る動き(バリエーション)
   ・バック&ライン
   ・ダブルポスト⇒シングルポスト
   ・ラインプレーヤーの中継
  ◎4:2DF
   ・前後のDFをダブらせる
   ・センタープレーヤーが中央に切り込む

(54分)
2014.08