1対1の駆け引きに勝つことは、その局面を打開してかつ数的優位が作れ、攻撃であれば得点の可能性が拡がり守備であれば相手の攻撃の芽を摘み、自チームの攻撃の第一歩となります。
今回のDVDは、ハンドボールにおける1対1を中心に攻守両面から大橋晃監督の考え方を映像化してご紹介します。
大橋監督は日々の練習の中でわざと不規則な状況を作ったり、様々なバリエーションを持たせたりして選手の引き出しを増やす工夫をしています。
これはゲームが刻々と変化する状況に、選手がきちんと対応できる(=状況判断)ように訓練するためです。
今回のシリーズでは、大橋監督が長年こだわり考えられてきた練習メニューと理論を紹介していただきました。ぜひ日々の練習にご活用ください!!
810-1 股関節を強化してステップ&フェイント(47分)
1対1の局面で必要なステップ、フェイントをきちんとコントロールするために、股関節の柔軟性と強化が必要です。この巻ではチューブを利用したトレーニングと実戦的なステップ&フェイント、そしてゲームで活きるパス練習を紹介します。
■イントロダクション
■股関節を鍛えるトレーニング
◎足上げ(近位)
◎足上げ(遠位)
◎股関節を開く(片側)
◎股関節を開く(両側)
◎ボールを挟む
◎股関節を動かす(6のリズム)
◎股関節を動かす(5のリズム)
◎鏡(チューブあり)
◎鏡(チューブ無し)
◎前後左右に移動
■ステップ
◎ハーキー
◎サイドステップ
◎クロスステップ
◎2ステップ
◎2ステップ⇒下がる
■フェイント
◎考え方
◎0ストップ
◎0・1ステップ
◎ランニングステップ
◎直進⇒切り返し
◎ホッピング
◎ターン
■パスワーク
◎対角パス
◎対角パス⇒クロス
◎対角パス⇒クロス⇒ダッシュ
◎四角パス
◎8の字パス
◎三角パス
◎パスモーション⇒ダッシュ
◎バックパス
810-2 距離と角度を理解して1対1に強くなる(46分)
相手との距離やゴールまでの距離、そして角度を知ることで守る位置は攻める基準が見えてきます。ここでは大橋監督の距離と角度に関する考え方をベースに実際の場面でそれらがどのように活かされるのか1対1の実戦を交えてわかりやすく紹介していきます。
■イントロダクション
■距離と角度
◎考え方
◎ボールをもらう局面
◎DFの立ち位置
■1対1
◎DFが有利な位置からスタート
◎DFが不利な位置からスタート
◎距離を詰めてスタート
◎DFの当たり方を変える
◎守れているかの判断
810-3 ポジションを意識して実戦に活かす(44分)
コートを分割してディフェンス、オフェンスそれぞれのポジションを意識しながら、状況判断を求めていく1対1から2対2〜3対3のトレーニングを行っていきます。特に「見る」=ゲーム中の視野のとり方、の重要性を練習の中で学びます。
■イントロダクション
■ラインを使った1対1
◎DFが不利な位置からスタート
◎DFが有利な位置からスタート
◎有利⇒不利な位置からスタート
◎位置の確認
■2対2
◎ライン無し
◎ラインあり
■3対3
2013.11