世界を知る松永監督の“セッター論”と、現場で使える練習方法をここに!!
【松永 敏(まつなが さとし)】プロフィール
長崎県出身、筑波大学卒業。日立茂原女子バレーボール部監督を務めたのち、アメリカ、カナダ、インドネシア、ノルウェーなど世界各国でコーチングを経験した。帰国後は社会人チームでの指導者を歴任し、現職の平成国際大学男女バレーボール部の創設・監督に至る。経験豊かな指導論を、各地の講演や講習会などでも披露している。
チーム力を引き出すセッターをつくる!勝てるチームはセッターがつくる!
バレーボール指導者にとって最も頭を悩ませること、それは“セッター”の育成ではないでしょうか。
基礎的なバレー技術が備わっていることはもちろん、試合をコントロールする「司令塔」としての能力がセッターには必要だと言われます。相手と味方の動きを見て試合の流れを読み、瞬時の判断を連続して行う。また、ベンチの意図や意思をくみ取ってプレーに結びつけなくてはいけない。そもそも、ラリー中に必ずボールを扱うポジションであるということが、その重要性を決定づけます。それだけに、いいセッターの育成は難しいと言われているのです。
そんな、「チームにとって重要なポジションだけど育てにくいセッターの技術」を、このDVDでは基礎から段階的に紹介しています。
指導者は、平成国際大学・松永監督。世界各国のバレーに触れた、理論的な指導法には定評があります。セッターの技術に関しても、アメリカや日本の各地で「セッターズキャンプ」を開催するなど、多くの指導者に好評を得ています。
トスのメカニズムからステップのコツ、実戦で使える動きの練習まで!
内容としてはトスの技術に始まり、基礎練習、実戦練習やチーム練習と、段階的に紹介していきます。それぞれ、陥りやすいミスとその解決法や練習法が提示され、どんなレベルの選手にも対応できるかたちになっています。
習熟度に合わせ、足りないところに立ち戻っていける、まさにバイブル的な1本。ぜひあなたのチームでも“松永理論”をお役立てください!
収録内容
■ イントロダクション■セッターの役目⇒セッターの「5つの役割」を解説■トスについて⇒トスの技術解説と練習 ・トスのフォーム
・パスとトスの違い
・トスの球質
・手のフォロースルー
・チェストパス
■基礎練習⇒セッター特有の技術練習 ・三角・四角パス
・右脚ケンケンパス
・セットアップトレーニング
・もぐりこんでのトス
・視野のトレーニング(1)
・視野のトレーニング(2)
■実戦練習⇒試合に近づけた動きの練習 ・セッターの弱いエリア
・トスの位置と脚の使い方
・ネット際を移動してのトス
・アタッカーと近いトス・遠いトス
■応用練習⇒試合中の特殊な状況を想定した練習 ・ジャンプトス
・ネットに近い位置でのトス
・ツーアタック
・ネットに掛かったボールの対処
■総合練習⇒試合を想定した6対6の練習 ・実戦的コンビ練習
・6対6(乱打)
・ブロックカバーの動き
・セットアップ時のステップ
・アタッカーが打ち易い場所へのトス