BCT「ベース・コントロール・トレーニング」 DVD 陸上 782-S 全2巻

2013年の箱根駅伝で空前の躍進を遂げ、30年ぶりの総合優勝を果たした日体大駅伝部。他校の選手が強風に苦労してペースを上げられないなか、安定した走りでトップを守り続けました。
その原動力となったひとつに『BCT』というトレーニングがあります。

BCTとは「ベース・コントロール・トレーニング」の略であり、体のバランスを整え、正しく理想的な動きを行うためのエクササイズです。
見た目にはよくある体幹トレーニングと大きな違いはありませんが、そのやり方にはこだわりがあります。
「100回やりなさいというと100回用のやり方になる。でも正しくやれば10回でもかなりきついはず。」
BCTを指導する原健介さんはこのように話します。姿勢をキープするトレーニングでも、楽にやろうとすれば何分でも耐えられるが、きちんと行えば20秒で十分。
言い方を変えれば、正しく行わないと効果は望めないということなのです。
このDVDではBCTの「正しい」ポイントを、豊富な種目とともに解説しています。


■指導・解説:原 健介(日本体育大学駅伝部コンディショニングトレーナー/はら鍼治療院)
■実技協力:日本体育大学駅伝部








DISC1 臥位での「BCT」と概論 (43分)

寝た姿勢である「臥位」の種目を紹介します。基本となる“ドローイン”を皮切りに、横向き〜うつ伏せ〜下向き〜四つん這いと流れるように、決められた順番に沿ってエクササイズを行っていきます。すべての種目を「腹圧をキープしたまま体のブレを止める」ということがポイントです。


イントロダクション


BCT概論


仰向き

☆ドローイン

◎クランチ 
◎ツイスト
 ◎シッティングレッグレイズ 
◎エルボーニー 
◎バリエーション種目
 ・腰上げ 
 ・トゥタッチ
 ・クロスオーバークランチ


横向き

◎サイドレッグリフト
◎インナーレッグリフト
 ◎シェル
◎サイドプランク
◎ワンレッグサイドプランク
◎バリエーション種目
 ・サイドレッグサークル
 ・サイドブリッジニーオープン


うつ伏せ

◎バックキック&ヒップキック
◎スーパーマンキープ


下向き

◎プランク
◎ウィンギング(肘立て伏せ)
◎ウィンギング(腕立て伏せ)
◎プランクバックキック&サイドキック
◎プランクエルボーリリース
◎ワンレッグプッシュアップ


四つん這い

◎ヒップキック&バックキック
◎ヒップローテーション 
◎バックエクステンション 
◎バリエーション種目
 ・アームレイズ



DISC2 立位での「BCT」とウォームアップ(40分)

立った状態での種目を紹介しています。その場で行うものから始め、走りに近い動きのトレーニングへと移っていきます。後半にはBCTとともに毎日の練習前に行うウォームアップエクササイズ、ドリルを収録しています。単に体を温めるだけではない、動きを意識したものになっています。


立位

◎ダイアゴナル
◎ランジスクワット
◎引き付け 
◎閉眼片脚立ち 
◎ドラゴンフライ 
◎バリエーション種目
 ・サイドレッグレイズ &ローテーション
 ・ニーハグキープ
  ・ドロップランジ


ランジウォーク

◎フォワード
◎アウトステップ
◎インステップ
◎リバース
◎バリエーション種目
 ・ツイストランジ1
 ・ツイストランジ2


マーチ

◎マーチ(スロー)
◎マーチ(クイック)


バリエーション

◎ニーハグ&クワッドストレッチ
◎重心倒しダッシュ
◎スパイダーマン
◎ワームウォーク


ウォームアップエクササイズ


ウォームアップドリル



83分(2013.6)