大解剖!“新潟バスケット”オフェンス編 バスケットボール 677-S 全3巻

■指導・解説
松川 知克(新潟市立白根北中学校女子バスケットボール部監督)
富樫 英樹(新発田市立本丸中学校男子バスケットボール部監督・U-16男子日本代表ヘッドコーチ)

■実技協力:新潟市立白根北中学校女子バスケットボール部、新発田市立本丸中学校男子バスケットボール部
サンプル動画


収録内容

新潟シリーズ第2弾!名将たちの“オフェンス”指導を大解剖する!
緻密な組織をつくる松川流と、絶妙なバランスで魅せる富樫流の融合!



「1on1で負けても、2on2なら工夫次第で勝てる!」(松川監督)
「力が拮抗した試合では、8割がセットオフェンスの攻防になる(富樫監督)

大好評、新潟シリーズの続編!第2弾は「オフェンス編」です。今回も新潟県を代表する2人の監督が指導にあたります!

白根北中学校の松川監督は「2on2」を軸とした、緻密なセットオフェンスづくりを紹介します。個々の力では劣っている、身長では敵わないといった状況でも、2on2であれば“ズレ”を突くこともできます。いかにして相手Defを翻弄するか、ファンダメンタルからきっちりとつくり上げていきます。

本丸中学校の富樫監督は、同校が日本一になった原動力となった“オフェンスドリル”を紹介します。本丸といえばオフェンスというように、随所にこだわりのポイントが見られます。テーマは「ノーマークをつくるセットオフェンス」。個の力を高めるドリルと組織的なプレーを融合させ、ジュニア期に必要な力を養成していきます。

今作も盛りだくさん!新潟の強さの秘密が、垣間見える作品となりました!


【677-1】 松川監督による「格上を制するためのファンダメンタル」(61分)

この巻では2巻目で行っていく実戦的なドリルを生かすためのファンダメンタルを紹介していきます。格上を相手にするときには、いくつかの約束事があります。まずは「無駄足」を踏まないこと。能力の高い選手は無駄な動きを見逃しません。また、ハンドリングなど基本となる部分を確実に練習し、自在にボールと体を操ることが必要となります。

イントロダクション

足づくり(無駄足の排除)
◎ルーズボール
◎サイドライン1on1

ドリブルのハンドリング
◎スポットドリブル
◎ドリブルチェンジ
◎ドリブルチェンジ(オールコート)
◎チェンジオブペース

オールコート1on1
◎ジグザグドリブル1on1
◎ピボットからの1on1
◎トランジションからの1on1

ハーフコート1on1
◎前ミートからの1on1
◎ミートアウトからの1on1
◎フラッシュからの1on1

パスのハンドリング
◎チェストパス(ショート・ロング)
◎チェストパス(ダッシュ)
◎ワンハンドプッシュパス
◎ミートアウト2on2(ピボット&パス)
◎縦の2メン




【677-2】 松川監督による「徹底した2on2でDefを凌駕する」(70分)

第1巻で身につけた技術を用いながら、2on2を使ったセットオフェンスを完成させていきます。相手に手ごわいDefがいても、2on2で生まれるズレを利用すれば攻めのパターンは格段に広がります。まずは基本となるパターンを習得し、徐々に人数を増やして実戦に使えるようにしていきます。失敗を修正する、松川監督の指導方法にも注目です。

イントロダクション

2on2を利用したオフェンス
◎巻き込みからの2on2
◎スライドライン(アウトサイドスクリーン)
◎ドリブルスクリーン

合わせ
◎2on2アウェイからの合わせ
◎3on3ドライブからの合わせ

2on2を利用した5on5(ハーフコートオフェンス)

5on5オールコートのボール運び
◎3人でのボール運び
◎5on5




【677-3】 富樫監督による「ノーマークをつくるセットオフェンスの極意」(60分)

チーム力が近い相手との試合になると、セットオフェンスの場面が増えてきます。そんななか得点を決めるには、いかにノーマークをつくるかがカギとなります。そこでこの巻では1on1ドリルで個の力を高めつつ、Defの裏をかくようなパターンを繰り返し練習していきます。富樫監督が推す「ジュニアに必要な能力」を強化するドリルも紹介します。

イントロダクション

1on1で行う基本ドリル
◎ボールミート⇒ドリブルの抜き
◎ピボット
◎ドリブル押し合い

強さを意識した対面パス

ドリブルシュート

合わせ
◎2人の合わせ
◎フラッシュポスト
◎2人の合わせ+フラッシュポスト

ゴールカットでDefを遅らせた状況からの1on1

ハーフコート4on4

オールコート4on4
◎ドリブルなし
◎ドリブルあり

ジュニア年代で身につけたい能力と必要なドリル(解説)


2012.2