これからの時期、コントロールテストを有効に活用しよう!
陸上競技におけるパフォーマンスは、個々人の体力レベルに
強く影響を受けるものです。
そのために自分が専門とする種目と体力との関係を常に考え
ながら、トレーニングで必要な力を高めていかなければなり
ません。また、自分の体力レベルを把握したうえで、トレー
ニング内容をチェックし、修正や変更を行うことも必要です。
そんな時に役立つのが、この「コントロールテスト」なのです。
コントロールテストとは?
コントロールテストの概要を知ることからはじめます。
意義、目的、実践への活かし方など指導者として最低限理解しておかねばならないポイントが満載です。
・コントロールテストの意義
・実践への活かし方
・コントロールテストが備えるべき条件
・各種目に求められる主な体力要因
・体力要因とテスト項目の例
・実施時期
・コントロールテストの値とパフォーマンス
コントロールテスト 基礎編
環境や時間によってすべての種目を実施するのは無理!という場合においても、必ず実施して欲しいのがこの基本種目。
これをきちんと行うことで、スピード能力、パワー能力、瞬間的なパワーなど知ることができます。
・スプリント《30m加速走》
・ジャンプ《立五段跳び》
・スロー《バックスロー投げ》
コントロールテスト 専門編
基本種目に加えてさらに筋持久力や全身持久力を測る種目や、より専門的な種目のタレント性を見抜く種目など、実施できる環境があるのであればぜひチャレンジしていただきたい種目です。
・スプリント《30mダッシュ》
・ランニング《時間走》
・ジャンプ《垂直跳び》
・ジャンプ《立幅跳び》
・ジャンプ《立三段跳び》
・ジャンプ《助走付五段跳び》
・ジャンプ《30mバウンディング走》
・スロー《フロントスロー》
・スロー《両手オーバーハンドスロー》
コントロールテスト 応用編
より一歩進んだコントロールテストとして、無酸素性パワーの測定とプライオメトリック能力の測定についてのテストを紹介します。
・ペダリング《全力ペダリング》
・プライオメトリックジャンプ《リバウンドジャンプ》
49分(2010.11)