指導・解説はインターハイ・国体入賞者を数多く育成した詫間茂監督、とりわけ現在(2009年5月現在)では学生記録をもつ荻田大樹選手(関西学院大学)、女子日本歴代3位の記録をもつ中野真実選手が日本のトップレベルで活躍をしています。
このDVDでは詫間監督の長年の経験から導き出された指導理論・方法をわかりやすくお伝えします!
トレーニングの中心は「突っ込み・踏み切り」動作。ピットを使用したトレーニングでは少ない助走から段階を追って紹介します。
各跳躍には詳細な技術解説を加えているので、指導ポイントや修正点等を正しく理解できることでしょう!
助走やポールワークなどの基本動作も細かく紹介しているので、初心者・初級者からの指導にも充分対応しています。
是非、世界に通用するポールボールター育成にご活用ください!
■指導・解説:詫間 茂(香川県立観音寺第一高等学校陸上競技部監督・香川県陸上競技協会理事長)
■実技協力:香川県立観音寺第一高等学校陸上競技部
中野 真実(今治造船陸上競技部)
※指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです。
イントロダクション
・棒高跳の特徴
・ポールを起こすための要素
走の基本
1、腿上げ
2、4・5・6歩走
トラックを使ったポールワーク
1、ぶらさがり
2、ポール漕ぎ
3、突っ込み基本走
4、ミニハードルを使った助走の基本練習
5、突っ込み・踏み切り5歩前のテンポアップ
ピットを使ったポールワーク
「突っ込み・踏み切り」の位置・身体の使い方を紹介。ポールを身体の正中線にキープしてぶらさがります。
1、2歩助走
2、4歩助走
3、6歩助走
スイング
二段モーションのスイングを身につけます。踏み切りから振り上げの間にワンテンポ置く事がポイントです。
短助走トライアル
限られた歩数の中で出すことのできる最高のスピードからポールに体重をのせるトレーニングです。
ポールを曲げない助走から段階を踏んで紹介します。
1、男子4歩・女子6歩
2、男子6歩・女子8歩
3、男子8歩
4、男子10歩
5、男子12歩
全助走(大会映像)
観音寺第一高校の選手の試技やOBである荻田選手の試技を詫間監督の解説を含め紹介します。
補強運動
棒高跳競技は技術練習以外に、自分の身体をいかに身軽に動かすことができるようにするか・・・まさに器械体操のような補強運動が必要になってきます。
◎相対筋力を鍛えるトレーニング
1、シャフトを使った突っ込み動作
2、バーベルを使った突っ込み・踏み切り動作
3、6歩助走の4段跳
4、倒立歩行
5、平行棒を使った支持力強化
・ディッピンング
・スイング
・スイング倒立
6、懸垂振り上げ運動
・パワー懸垂
・大スイング
・中スイング
7、ロープ上り
・腕のみ使用
・L字
・跳躍動作
8、器械体操
・連続技
・バック転
・ディップジャンプ
・クリアランス動作
69分(2009.5)