牽制を活かしたDF&3段階の速攻 ハンドボール 527-S 全2巻

■指導・解説:阿部 直人(法政大学第二高等学校ハンドボール部監督)

■実技:法政大学第二高等学校ハンドボール部
法政二高の高速ハンドボールの基礎となる、速攻につなげるためのディフェンス練習と、段階的な速攻練習を中心に紹介。

その中でも、意図的なディフェンスと速攻を実践するうえで必要となる、チームにおける約束事や原則を、チームに共通意識として持たせることに力を入れています。

実際の試合では相手チームによって様々な状況が予想されますが、今作ではどんな相手でもチームにゆるぎない戦術を与えることができることでしょう。

【牽制を活かしたDF】
ボールを持った相手センタープレイヤーやサイドプレイヤーを牽制し、左右バックプレイヤーへのパスを難しくさせてミスを誘う。パスが出された場合、チャンスがあればアタックしてボールを奪い、速攻につなげる積極的なディフェンス。

【3段階の速攻】
第1段階 サイドディフェンスが中心のワンマン速攻
第2段階 4対3から4対4で組み立てる速攻
第3段階 相手ディフェンスがフリースローエリア内まで戻ってきたところから組み立てる速攻






ピックアップ動画

527-1 速攻へ導くアグレッシブディフェンス(62分)


速攻を決めるためには、まずはしっかりと守ること。相手をサイドへと追い込むために必要な7つのフットワーク。フットワークで相手をサイドへと追い込みサイドディフェンスを行います。サイドディフェンスで重要なことは、自分の視野内に自分のマークとボールを半分ずつ入れながら、隣のマークにもプレッシャーをかけることです。6人のディフェンス全員が、オフェンスとボールの動きに同調することで攻撃チャンスを生み出します。


●基本のフットワーク《6〜9mのステップワーク》

●1対1のディフェンス《左右バックプレイヤーとの1vs1&2vs2》

●4対4のディフェンス《左右バックプレイヤーとの4vs4》

●6対6のディフェンス《左右バックプレイヤーとの6vs6》


527-2 速攻へ導くアグレッシブディフェンス(62分)


第一段階ではサイドディフェンスが中心のワンマン速攻。第二段階では4対3から4対4で組み立てる速攻。第三段階では相手ディフェンスがフリースローエリア内まで戻ってきたところから組み立てる速攻について紹介。相手の状況を細分化し、それに合った速攻を仕掛けて相手を攻略します。選手の瞬間的な判断力を養い、スピーディーなチームへと変貌します。


●速攻を成功させるパスの基本《ランニングスロー》
*ランニングスローのポイント
*ランニングスロー・クロスを入れたパス回し/・クロスか平行の選択

●第一段階のファーストブレイク
*段階に分けた速攻の組み立て説明
*第一段階のファーストブレイク説明
*GKからのワンパスFB

●第二段階のファーストブレイク
*第二段階のファーストブレイク説明
*第二段階FB・笛の合図からの速攻/・キーパーセーブからの速攻

●第三段階のファーストブレイク
*第三段階のファーストブレイク説明
*第三段階FB

●6対6の攻防


2007.8
※指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです。