このシリーズでは、走るために必要な要素とそれらの動きをつくるためのトレーニングを取り上げ、走る姿勢、それぞれの走の局面での個々の動作、身体全体のバランスなどをつくっていき、全ての動作を複合したトレーニングを用いて、より実践的な走りに近づけていきます。
日本のトップスプリンターとして活躍した杉本龍勇氏自らの模範実技に加え、さまざまなレベルの選手の実技を通してチェックの仕方、指導のポイントなどをわかりやすく紹介しています。
すべての競技のアスリートのために、わかりやすく、誰にでもできる必見のドリル集です!
■指導・解説:杉本 龍勇(浜松大学陸上競技部監督・Jリーグ 清水エスパルス フィジカルアドバイザー)
■実技協力:浜松大学陸上競技部
※指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです。
第1巻 ウォークを用いた基礎ドリル (37分)
ウォークを用いて上体の姿勢矯正や踵からつま先への重心移動、腰のローリング、
肩のローリングなど走るために必要な個々の動きをつくるためのドリルを紹介
姿勢矯正ウォーク(2種)
つま先立ちウォーク
踵ウォーク
踵からつま先への重心移動を強調したウォーク
腰のローリングを強調したウォーク(2種)
腰のローリングと肩のローリングを強調したウォーク(2種)
第2巻 スキップを用いた基礎ドリル (38分)
スキップを用いての腕と脚の動きを同調させるドリルや、
支持する脚と振り出す脚の役割とそれらの動きをつくるためのドリルを紹介
リズムスキップ
(4種:様々な腕の動きと腿上げ、スキップのリズムを用いた腕と脚のリズムを合わせるためのドリル)
支持脚のスキップ
(2種:膝を曲げずに接地し、自分の身体を支えるためのドリル)
脚の振り出しを強調するスキップ
(3種:脚を前にスウィングすることと、スウィングするタイミングを身につけるドリル)
第3巻 複合ドリル(杉本龍勇) (44分)
姿勢、腰・肩のローリング、脚の前方へのスイング、支持脚などの要素を複合したドリルで、
実際のランニングにより近づけるためのトレーニングを紹介
トロッティング
引きつけ動作ドリル
スキップ(股関節の可動域、脚のスウィング強調)
片足スキップ
振り下ろし動作のドリル
プライオメトリックス・スキップ
ミニハードルを使った脚の動きのドリル(4種)
119分(2005.9)