5人のプレーヤーがアウトサイドに出てプレーする戦術。
この戦術の最大の目的は、
ペイントエリアを空けること、そして、
ヘルプがいない状態でペイントエリアをアタックすること。ヘルプが遠いところから入ってくるので、アウトサイドでスリーポイントのチャンスが生まれる。
これらをうまく掛け合わせてオフェンスを展開していく戦術です。
≪CHECK POINT≫5人がアウトサイドにいると、ペイントエリアをダイナミックに活用できる。
その半面、隣との距離が近くなるため、ギャップヘルプ、ディナイへの対策が必要になる
今回の映像では、スペーシングと仕掛けを繰り返しながら、チームのストロングポイントや各選手の特性を生かして、チームとして攻め切る術を紹介していきます。
ポイントは
「チャンスを見逃さないこと」。
パス&カットやオフボールスクリーン、オンボールスクリーンといった攻撃の入り口のパターンごとに、5on5でプレーを行いながら、プレーの振返りや修正を行っていきます。
常にチャンスを探して、チャンスが来れば攻める。その姿勢を日々の練習で継続することで、効果的なオフェンスを遂行することが可能になります。
≪CHECK POINT≫
まずはアウトサイドに作ったチャンスを見逃さないための練習からスタート。
打つか、抜くかの判断力を徹底的に磨く。
「育成年代には、かなり重要な練習」と、恩塚HCは位置づけている
まずは、チャンスを見逃さずに攻め切るためのスキル習得を目指し、その後、チャンスを作り出すための動きを紹介していきます。「動きをすること」を目的にせず、「得点を取ること」を意識した指導が必要です。
■Introduction■Closeout Shooting 《Counter 1on1》・Quick Shot
・vs Help
■Pass & Cut・Ball Move
・Post Up - Ball Move
・1on1 Wing/Top 2on2 Wing/Top 3on3 Wing
・Fill
■Blind Cut・vs Deny
・Dive Lift 1on1
オンボール、オフボールでのスクリーンを絡めてオフェンスのパターンを紹介します。ユーザーもスクリーナーも、フリーのスペースをいかにつくるかということを常に意識して、常に仕掛ける意識を持つことが重要になります。
■Off Ball Screen・Away Screen
・Flare Screen
・Stagger Screen
■On Ball Screen・Blur Screen
・PC - 45 Top / PC - 45 Corner
・Delay
・DHO
・Wedge Roll / Spain PNR
2021.5