中学生時代、今も破られていない女子100m中学生記録(2020.3現在)を叩き出した土井杏南選手を育て、その後も数々の選手を種目問わず、全国大会へと導いた名伯楽・田嶋光雄先生。
田嶋先生の掲げる指導理念に
「今、強いだけの選手ではなく、将来伸びる選手を育てたい」という思いがあります。
この理念を実現するために、中学生年代において最も必要なことはズバリ
「自分力の育成」。
自分力とは、自分で考え行動する力のことを指し、この自分力が身につくことで、チーム力も向上し良い結果に結びつくと田嶋先生は話します。
また、陸上指導においては、指導理念にもあるように、将来伸びていく選手の育成に必要な「基礎練習」が中心となっており、指導を始めた当初とほぼ変わらないメニューを今でも実践しています。
本作品は、中学生記録を達成した「基礎練習」と、自分力を育てるための「部活動運営術」を大公開!後進へ伝えておきたい、熱い思いが込められたベテランからの贈り物です。
・女子100m 全中1位(2年連続)※日本中学生記録樹立
11”61・女子400mR 全中1位(2年連続)※日本中学生記録樹立
47”30・男子800m 全中2位
・女子100mH 全中5位
※朝霞市21年間で全国大会出場15回 全種目(棒高跳除く)全国大会出場達成
【第1巻】 動きづくりとリレー指導
20年以上、今も変わることのない
「基礎練習」。
この「基礎練習」は、選手の将来を見据えた上で考えられた、中学生にとって最適な練習メニューです。土井杏南選手を始め、多くの中学生がこの「基礎練習」で動きと身体をつくり、素晴らしい成績を残してきました。
本作品ではスプリントの基礎練習を中心に詳しく解説していきます。
また、後半では中学生における
「リレー」の基本的な練習方法を紹介しています。陸上競技において唯一のチーム競技「リレー」で良い成績を残すためポイントが満載です。
■イントロダクション ■ウォーミングアップ ・脚の付け根を意識した股関節の柔軟
・腸腰筋ダンス
《動きづくり》 ■上から速く強く踏む ・両脚ジャンプ
・片脚ジャンプ
・片脚ギャロップ
・両脚交互ギャロップ
・フレキハードル【脚(膝)のさばき】
1095-1 PICK UP MOVIE
■脚を素早くさばく ・フレキハードル【2ステップ】
・40cm フレキハードル
■脚を付け根から引き上げる ・ハードルジャンプ
■動きづくりから「走」へつなげる ・スキップ
・高速スキップ
・バウンディング
・高速バウンディング
《リレーの指導》 ■リレーの考え方 ■バトンをつなぐ ・バトンパスの基本
■走りの中でバトンを渡す ・40mバトン(1-2走/3-4走 ※右手)
・40mバトン(2-3走 ※左手)
・マーク合わせ
■実践的なバトンパス ・コーナー合わせ
【第2巻】 部活運動運営の極意
”大ベテランが明かす、部活動運営の極意!"埼玉県朝霞市21年間で全国大会出場15回、全種目(棒高跳除く)で全国大会出場を果たした、名伯楽・田嶋光雄先生。
田嶋先生の長年の経験により培われた「部活動運営テクニック」を全て公開します!
また、撮影当日、保護者の方々に全面協力して頂き、実際に普段実施されている「保護者会」の様子を収録。
ここでしか見れない映像は一見の価値ありです!部活度運営の参考に是非!
■中学校における部活動の考え方 ■部活動運営テクニック ■保護者との関係 ■保護者会の様子2020.4