スピードに乗った状態でボールを正しい位置でキャッチすることが次の動作への無駄をなくし、ラン技術の向上が無理のないパスへの準備動作となり、ラインスピードのギアを上げるためのパスへとつながります。これらの基礎技術の向上がラインスピードを上げ、ハイテンポな試合を可能にし、相手を圧倒することが出来るのです。
今シリーズでは、石見智翠館高校が日々行っているスキルレベルを上げるドリルから、アタックスピードを意識したドリルまで余すことなく紹介します。
また、サイズの大きくない石見智翠館高校では、多くの練習の中で動き出しの素早さをBIG(Back In Game)の合言葉で選手に意識させ、次のアクションの準備を促します。
ハイテンポアタックを可能にする練習を取り入れ、チームの超速化を目指してください。
ただのハンドリングドリルと異なり、CAP(Catch And Pass)スピードとラインスピードを上げる為に全てのドリルに取り組みます。より速く、より遠くへボールを運びハイテンポアタックを目指します。
■Introduction
■Catch
■Pass Straight Run
■Running
■Running Pass
■Offload Pass
この巻では、より実戦的な練習を紹介します。ここでもBIGを意識し、メイクラインのスピード、CAPスピード、ラインスピードを向上させます。常に試合の状況に近づけて、選手により負荷をかけた練習をします。ハイテンポアタックで相手に準備する暇を与えずにトライを奪います。
■Make Line Attack
■Touch Game 5vs4
■Offload Game
■Touch Game(Goal Line Back & Down)
■4way Attack Game
■Space Attack