上手な選手は、どうしてあんなにシュートが入るんだろう?
シュートの成功率を決めるのは、単に才能や環境という話だけではありません。
結果を出すための近道としての「知識」と、正しいシュートを体に染み込ませていく「経験」があれば、必ずやシュートは入るようになります。今作ではその「結果を出すための近道」として、思った通りにボールを放るための細かな理論と、それを試合でも実践できるようにするためのドリルを紹介しています。それを基に「経験」を積むことで、素晴らしいシューターになっていくはずです。
シューター指導に定評のある金子監督
方法を解説してくれるのは、プレーヤーとして全日本で主将も務め、現在は高校女子を指導している金子寛治監督。全国の頂点を決めるウインターカップで、2015年得点王(1試合平均)の須田多恵選手や2017年3P成功数1位の千葉暁絵選手など、ツーハンドでの3Pシューターを多く指導してきました。今回は自身が指導してきた経験や、実際にツーハンドシューターたちの感覚を聞きながら、成功率を高めるためのコツを詳細に解説しています。見た翌日から実践したくなる理論と実践が満載の作品です。ぜひ、ご覧になってシューターの育成につなげてください!
[関連記事]鏡はずっと見てきた上記リンクは2015年のウインターカップ1・2回戦の2試合で18本の3Pを決めた須田多恵選手のウェブ記事です。中学時代は3Pを打ったことのなかった彼女が、どうしてシューターになったのか、その理由も記してありますのでご覧になってみてください。
上記の記事内にあった、「鏡の前の素振り」も本作でドリルとして収録されております。行い方や理論など、ぜひ参考になさってください。
内容項目
■理論 2大原則
・まっすぐ飛ばす/アーチをつける
■理論 5原則
・スタンス(構え)
・バックストレート(背筋を伸ばす)
・ボールの持ち方
・フォロースルー
・スナップ
■実践
・素振り
・ゴール下
・ステイシュート(ゴールから2m程度)
・半円シュート
■シュートドリル
・ボード越えシュート
・キャッチ&シュート(1カウントシュート)
・ミートシュート
・韓国シュート
・バックステップからのシュート
・フリースロー
■おわりに
(94分)
2019.3