【第1巻】コートを81分割して考える基本的なシフト
「相手の攻撃に対応する」とは 例えば、レフト攻撃でもスパイカーが外から内に助走をとったケースと、内から外に助走したケースでは飛んでくるボールのコースが変わってくるので、ディフェンスの配置も変えることで対応しやすくなります。 そこにブロックのつき方も加えて考えると、さらにボールの軌道を絞ることができます。
第1巻では、そのような考えのもと、レフト攻撃、センター攻撃、ライト攻撃それぞれに対する基本的なシフトを紹介します。
コートを81分割(9×9)し、様々な攻撃に対する基本的なディフェンスの配置と各ポジションの役割を解説。飛んでくるボールのコースがわかれば、理論的に細かい部分まで指導ができます。81分割と聞くと細かすぎて少し難しいように感じるかもしれませんが、実はシンプルな法則に辿り着きます。
≪収録内容≫
■ イントロダクション■ 対レフト攻撃◎1枚ブロック
・【外⇒内】の攻撃
・【内⇒外】の攻撃
◎1.5枚ブロック
・【外⇒内】の攻撃
・【内⇒外】の攻撃
◎2枚ブロック
・【外⇒内】の攻撃
・【内⇒外】の攻撃
■ 対センター攻撃◎1枚ブロック
・【右⇒左】の攻撃
・【左⇒右】の攻撃
◎1.5枚ブロック-1
・【右⇒左】の攻撃/FRがカバーブロック
・【右⇒左】の攻撃/FLがカバーブロック
◎1.5枚ブロック-2
・【左⇒右】の攻撃/FRがカバーブロック
・【左⇒右】の攻撃/FLがカバーブロック
◎2枚ブロック-1
・【右⇒左】の攻撃/FRがカバーブロック
・【右⇒左】の攻撃/FLがカバーブロック
◎2枚ブロック-2
・【左⇒右】の攻撃/FRがカバーブロック
・【左⇒右】の攻撃/FLがカバーブロック
■ 対ライト攻撃◎1枚ブロック
・【外⇒内】の攻撃
・【内⇒外】の攻撃
◎1.5枚ブロック
・【外⇒内】の攻撃
・【内⇒外】の攻撃
◎2枚ブロック
・【外⇒内】の攻撃
・【内⇒外】の攻撃
■ おわりに(118分)
【第2巻】ベンチボードを使った相手スパイカーの格付け
相手攻撃陣の特徴によっても変化させる前衛3人を均等にしっかり守ることは現実的ではありません。どんなチームでも選手によってスパイクの質が変わるので、ディフェンスも前衛3人の組み合わせによって対応を変えることでより的確に守ることができます。
第2巻では、3人のスパイカーを格付けし、ベンチボードを使って格付けに対するシフトの練習を行います。
スパイカーを3階級に格付けして行うディフェンスシフトの練習を紹介します。選手は、相手前衛3人を下記の3色で格付けしたベンチボードを確認し、ブロックの枚数やレシーバーの配置を判断します。今回はよくあるケースや、やっかいなケースなど、試合の傾向を踏まえた様々なパターンを紹介します。
赤 : エース級。パワーがある。必ず2枚ブロックつきたい。
黄 : できるだけ2枚つきたい。そこそこパワーがある。
青 : パワーがない。フェイント・軟打が多い。
≪収録内容≫
■ イントロダクション
■ レフト:赤 センター:青 ライト:黄
■ レフト:赤 センター:黄 ライト:赤
■ レフト:黄 センター:赤 ライト:青(セッター)/
■ レフト:黄 センター:赤 ライト:黄(セッター)
■ レフト:赤 センター:赤 ライト:赤
■ レフト:黄 センター:青 ライト:赤
■ レフト:赤 センター:黄 ライト:黄(セッター)
■ レフト:赤 センター:赤 ライト:青(セッター)
■ レフト:黄 センター:青 ライト:黄
■ レフト:青 センター:赤 ライト:黄
■ おわりに
(85分)
2018.2