都忘れ 白鳥

都忘れ(ミヤコワスレ)本州、四国、九州の山地林内に自生する多年草です。鎌倉時代、佐渡ヶ島に流された順徳天皇がミヤコワスレを見て「都のことが忘れられる」と言ったことが名前の由来だそうです。茶花や庭植えなどにおすすめの花です。白鳥のような白い花を咲かせます。

学名 Gymnaster savatieri
分類 キク科・ミヤマヨメナ属
開花期 4〜6月
高さ 20〜70cm
耐寒性 強い
■季節ごとの苗の目安

[春] 芽だし〜開花
[夏] 葉が茂っている状態
[秋] 葉が枯れ始める
[冬] 休眠(地上部なし)

■育て方

【ポイント】
日向〜半日陰で管理しましょう。夏の高温時期は、風通しのよい半日陰で管理しましょう。

【水やり】
露地植えの場合、根付いてからは雨が降らない日が続くとき以外は特に水やりは必要ありません。鉢植えの場合は表土が乾いたらたっぷりとやりましょう。

【肥料】
春に化成肥料か有機肥料を置き肥し、春から初夏ごろまで山野草用に薄めた液肥を1週間〜10日に一度やりましょう。夏の間は肥料は施しません。

【用土】
露地植えの場合には腐葉土などを多めにすきこむと良いでしょう。鉢植えの場合のおすすめは、赤玉土、鹿沼土混合用土など。