着物姿を足元から彩る岩佐が、「最高にモダンでかっこいい」を目指して開発した重(かさね)シリーズです。
岩佐は元々、フォーマルな素材を中心に数多くの「黒」を扱うメーカーです。
黒には本当にたくさんの種類があり、織物や革といった素材感を含めると、その数は計り知れないほど。
そんな奥深く、神秘的な黒を最大限活かしたお品です。
国産織物の中でも特に評価の高い「博多織」と「米沢織」を組み合わせた、喪の席にも対応できるお草履です。
台は二段、上段と鼻緒表には博多織を使用。
細い経糸を多く用いることで、浮き出るような立体的な柄を実現しながら、100%シルクによる上品な艶感で、黒の濃淡と深いグレーを表現しています。
下段と足をのせる部分には米沢織を使用。
深い黒と緻密なジャガード織りが魅力で、博多織の存在感を更に引き立たせながら、黒の深みを演出しています。
台の形は細身台、鼻緒の内側に施したラインとスマートな形状がより黒を映えさせてくれます。
歩きやすく滑りにくいオリジナルラバー底まで、隙のない黒です。
それぞれに上質で特徴的な2つの織物ですが、その組み合わせはよりモダンで魅力的な仕上がりになりました。
喪草履としても兼用できるので、お持ちでない方には特におすすめです。









